【2024年最新版】ガールズバー開業完全攻略ロードマップ

ガールズバー経営専門家の山本です!

本日は現役ガールズバー経営者が教える”誰でもできる!ガールズバー開業完全攻略ロードマップ”ということで、この動画一本でガールズバー開業における全てを完全攻略していこうと思います!

 

今日ご紹介する内容は、作成までに約半年かけ、僕自身の経験談はもちろん、周りの経営者や行政書士、弁護士、その他様々な関連業者の方にヒアリングし、これからガールズバー開業を考えている方がそのままマネするだけで実践できる内容になっています。



「そんなの見なくたってなんとかなる」

「ネットで調べれば出てくるんじゃない?」

「最悪オープン日がちょっと遅れるだけ」

そう考えてる人、マジで甘いです。

 

実際に僕の知り合いでも開業準備が甘かった為に、法的リスクを抱えながら営業し続け、最終的に逮捕されてしまったという事例や、動画を見てご相談を頂く方の中にも、事業設計が甘く実質の損失額で1000万以上失っている方もいます。

 

実は僕も開業するときに同じ様な甘い考えでオープンし、

その結果、のちのちに重大な法的リスクや、経営リスク、その他様々なリスクを抱えていることに気づきました。

法律の問題、税金の問題、人の問題、お金の問題など、放置していたら最悪逮捕もありえたであろうリスクです。

 

これは紛れもなく開業の準備不足からきた問題で、ちょっとオープン日が遅れるなんて甘いものではありません。

何も知らずにガールズバーを開業することにはそれだけのリスクがあるということです。

 

でも安心してください。

今日ご紹介する内容は、作成までに1ヶ月、約300時間かけ、僕自身の経験談はもちろん、周りの行政書士や弁護士、経営者、その他様々な関連業者の方にヒアリングし、これからガールズバー開業を考えている方がそのままマネするだけで実践できる内容になっています。



実際に僕自身もこれに沿って進めることで、物件契約からたった1ヵ月でオープンしたり、貯金が0でもオープンできたり、相談いただく方も未経験にも関わらず無事オープンできています。

 

・何から始めたらいいかわからない

・お金が無いけど起業したい

・リスクをできる限り減らしたい

・効率よく起業を進めたい

 

そう思っている方は、この内容をマネするだけでガールズバー開業ができるようになりますので必ず最後まで読むようにしてください。

 

今日話す内容は大きく分けて次の5つです



①成功と失敗を分けるポイント

②ビジネスモデルの作り方

③資金計画の立て方

④出店計画の立て方

⑤オープン準備

 

になります

まずは①の成功と失敗を分けるポイントについてお話しします




①なぜ今ガールズバーなのか?

 

なぜ今ガールズバーなのか?ということですが、これには大きく3つの理由があり

 

1、赤字になりづらい

2、0もしくは少額の投資でできる

3、特別なスキルを必要としない

 

といった理由があります

 

まず1つ目の赤字になりづらいということですが、

ガールズバーは特に固定費が低く、時給自体も低いので他の店舗経営に比べて赤字になりづらいというメリットがあります

事業は1万円でもプラスになれば成功です

勝つよりも負けない戦いすることが店舗経営では特に大切になります

その点でガールズバーという業種は固定費や時給の面から非常に赤字になりづらい業種の為おすすめということです

 

2つ目、0もしくは少額の投資でできる

ガールズバーというのは比較的安い初期投資で始めることができます

そのため、これから何か開業を考えている方にとってはガールズバーは非常にやりやすい業種と言えます

エンジェル投資家などの投資を受けることによって自分の投資資金が0円の場合でもガールズバーの開業は可能になるので開業資金の安さや資金調達の金額の低さ、赤字のなりづらさを考えると非常にガールズバーという業種は他の店舗経営に比べておすすめです

 

3つ目、特別のスキルを必要としない

ガールズバーで必要なものはお酒と女の子だけです

この2つさえ揃えば基本的には運営ができるので特別これといったスキルが必要ないというのが非常にメリットです

しいて言えば良好な人間関係を作れるかどうかぐらいです

この業態では良い女の子を数多く集めれるかどうかで売上が変わってきます

なので女の子が辞めないように楽しい雰囲気づくりができるようになりさえすれば非常に簡単に利益が出るのでおすすめです

 

この3つの理由からガールズバーは非常に参入しやすく、成功しやすいビジネスモデルなのでおすすめということです





②成功と失敗を分けるポイント

 

こんな簡単に思えるガールズバー経営も、選択を間違えれば失敗します

ここでは成功と失敗を分けるポイントを大きく3つに分け説明していきます

 

①固定費

②求人

③場所

 

になります



1つ目 固定費

固定費が高いお店は失敗しやすいです

固定費とは家賃などの、売上があってもなくてもかかる費用のことをさします

 

基本的には高ければ高いほど難易度が上がり、低ければ低いほど難易度が下がると思っておいてください。

実際に僕の知っているケースでも固定費が高いければ高いほど失敗している確率が高いです

 

特に高い固定費高い家賃の場合には高い売上を必要とし、その分多くの人を集めなければならなかったりや集客の努力求人の努力が必要になり利益を出すのが比較的難しくなります。

 

特に未経験の人が始める場合は高い売上を出すのが難しいので、できる限り低い家賃でやることを非常におすすめします

具体的には上限として15万円~20万円ぐらいです

それぐらいの金額が初めてガールズバーを開業する人にとってはおすすめの金額の価格帯になります。

最悪自分一人で何とかできるという金額ですね

だいたい席数としては8席~15席取れればいいかと思います

 

これが30万40万50万という風にだんだん上がってきてしまうと一気に難易度が上がってくるので初心者の方にはおすすめできなくなってきます

利益は売上より経費が少なければ出ます

固定費を上げれば上げるほど売上が必要になり苦しくなってくるので、気をつけましょう




2つ目求人

次に求人です

人がいないとお店は成り立たないわけですから女の子や働いてくれるスタッフが大事ということです

人を集める力と定着させる力があれば基本的には成功します

よくある失敗例としては、人がすぐ辞める店づくりをしてしまうことです

これではどんなに人を集めても次から次へと辞めていくので全く意味がありません

 

どういう風に人がすぐ辞める店になっていくかというと、根本は経営者の考え方です

経営者の考えが、従業員をいかにうまく動かして売上を作るかという気持ちでお店をやってしまうと、それは従業員にも伝わり辞める人が一気に増えるようになっていきます

 

日々の行動や言動に出てしまうということです

 

逆に、従業員と一緒に全員で楽しい店づくりをしていきたい、従業員にもお客様にも楽しんでもらえる場所を作りたいといった考えで進めると自然と離職というのは減っていきます

 

不思議ですよね

しかし実はここには明確な違いがあります

なんだと思いますか?動画を止めて考えてみてください

 

答えは

前者は自分のことだけを考えていて、

後者は自分だけでなくまわりのことも考えている

ということです

 

お金も人も価値提供の結果として集まります

なので自分のことだけを考えていると集まらず、まわりがプラスになるように動けていると自然と集まって来るようになります

ここをはき違えているとうまくいきません

 

特に店では現場にいる責任者が非常に重要です

経営者もそうですが、常に現場にいる店長などが最重要ということです

 

店長がその店の女の子やスタッフのことを

 

どれだけ理解しているか

どれだけ楽しい時間を作れているか

どれだけ信頼関係ができているか

というところが非常に大切になってきます



簡単に言えば

好かれる店長であれば人が定着しその中から成績が高い子が出てきたりして、他の子も私も頑張らないとみたいな感じで店全体の士気が上がっていくのに対し

嫌われる店長だとこの人のために頑張るのはなんか嫌だなとか、うるさいとか厳しいとか思われてしまって、結果的に退職者が増えお店はうまくいきません

 

経営者が運営に入るならこのポイントを理解しておく必要がありますし、誰か店長を任せる場合でもここを理解しておくことが非常に大切になります



3つ目は場所

店を出す場所を間違えると大苦戦します

 

家賃の安さに惹かれマイナーな駅に出してしまうとあまりうまくいかない傾向が強いです

なので価格より価値のある土地に出していくというところが非常に大切です

 

人が集まりそうな駅の中で安い物件を探すといった感じです

 

特に初めてガールズバー開業をする人はメジャーな駅をおすすめします

これはなぜかというと求人の集まり方としてメジャーな駅の方が集まりやすいんですよね

マイナーな駅の方が家賃が低いんですが、その分求人も集まりづらくなるので経営が非常に大変になります

 

僕の出店してるエリアもマイナーなエリアなんですがやはり求人が大変です

求人はガールズバー経営の要なので場所選びは慎重に行う必要があります




③ガールズバー開業に一番大切なのもの

ガールズバー開業する為には、今話したように固定費、求人、場所が特に大切ですが、それ以上に大切なことがあります。

 

それは覚悟です。

ここが実は今後のガールズバー経営が成功するかどうかを大きく左右するポイントでもあります。

ガールズバー経営は成功しやすいとは言ってもあくまでビジネスなので絶対はありません

 

大変な場面が来たとしたら、打開策を出し、片っ端からこなしていく行動力が必要になります

その行動力を担保するのが覚悟です

 

覚悟が無ければ

打開策も出せず、それをこなしていくこともできないので結果としてうまくいきません

なんとしてもこのビジネスを成功させるんだという気持ちが非常に大切というわけです



例えば日々相談を受けている中で、ガールズバーをやりたいと言いながら全く行動に移さない方が一定層います。

 

もちろんそれはそれで全然よくて、そういった方は僕も一緒に相談に乗って、実際に自分がどうしたいのか、何をやりたいのかを一緒に探して行くんですが

 

問題なのはやり初めてダラダラと進めてしまっている方です

 

それはなぜかというと、覚悟が決まっていない、期限が決まっていないからです

覚悟が決まってなければやり切ることもできませんし、期限が決まっていなければいつまでも先延ばしにしてしまいます。

 

それではせっかくそこに割いた時間や、お金がもったいないですよね。

なのでまずは本当に自分がやりたいのか、やるならいつまでにやるのか

その辺りを明確にしてから進めることが大切です

 

自分自身がどうしたいのかがはっきりすれば

多少の困難があっても乗り越えられますし、スピード感を持って事業を進めていくことができます



なのでまずは

「自分は本当にガールズバーがやりたいんだろうか?」

「なぜやりたいんだろうか?」

「やるならいつまでにやりたいんだろうか?」

「やり始めてうまくいかなかった場合でも、なんとかしようとする気持ちがあるだろうか?」

 

など、今一度自分に問いかけてみて下さい。

自分の中で何か迷いがある、いつかできればいいと思っている、そのような状態でしたら基本的にそこから先に進むことはありませんし、まだやるべきではないということです

 

無理やり進めたとしても、覚悟が決まっていない場合は様々なことに迷いますし、

期限が決まっていない場合もやることを先延ばしにして結果に繋がりません。

 

結果としてどちらもうまくいきませんので、

まずは自分にどのぐらいの覚悟があって、いつまでにやるのかを決めることからスタートしましょう。

 

・まずは自分の覚悟がどれぐらいあるのか?

・いつまでに実行するのか?

 

その点を確認しましょう





④オープンまでのスピード感

 

オープンまでのスピード感は、急ぎすぎても失敗しますし、遅すぎても失敗します

適切なスピード感が大切です

だいたい物件を契約してから1ヶ月から3ヶ月以内にオープンできるとコストを最小限に抑えれるのでそれを目安に進めていきましょう

 

これは後で詳しく話しますが、僕の知り合いのケースで、オープンを急ぐあまりに適切なステップを踏まないで許可が出ないエリアで物件を契約してしまい、初期投資を全て無駄にしてしまったケースがあります

また逆に、女の子の集まりが悪かったためにオープンを長引かせすぎて、その間に資金が尽きその後の運営が非常に大変だった方もいます

 

このようにスピード感というのはガールズバー開業における大切なポイントになってきます

大切なのは一つ一つ確実に進めることです

この動画で話す通りにやってもらえれば問題ありませんので、同じようなミスをしないように気を付けましょう



特に一番時間がかかるのが物件探しです

長くて半年~1年かかる場合があるので余裕を持って進めましょう

 

また、初めての開業であれば基本的にはトラブルがたくさん起こります

その前提で余裕を持って進めていきましょう

 

物件契約前にどこまで準備できているかが一番大切なポイントになります

物件契約前はあまり実感がわかないため準備がだらけがちになります

なので大きいタスクは小さくしたり工夫しながら進めて行くことがスムーズに開業準備を進める為のポイントになります

 

例えばドリンクメニューを作る1つとっても、まずはパソコンを開くというぐらいまで小さくしたり

紙に一つだけやることを書いて消化していくなどです

初めてビジネスをやる方は特にこの行動していくということが最初のハードルになると思うので頑張りましょう




2.ビジネスモデルの作り方

 

ビジネスモデルの作り方について説明していきますここでは大きく8つ項目があります

 

①ビジネスモデルとは?

②どの許可を取るのか決める

③コンセプトをつくる

④集客の全体像を決める

⑤求人の全体像を決める

⑥業者を決める

⑦管理体制を決める

⑧税務関係を決める





①ビジネスモデルとは?



まず1つ目のビジネスモデルとはそもそも何なのかということについてお話しするんですが、

これはビジネスを継続的に続けるための仕組みという風に認識しておいてください

 

どれぐらいの売上で、どれぐらいの経費で、どれぐらいの利益を出すのか、

売上はどう作るのか、どのような経費を使って売上を上げていくのか、といったことを考えるということですね

 

例えば、数字に関しては次のような感じでシミュレーションします




この画像であれば

売上が210万円変動経費が110万円固定経費が80万円で利益が20万円です

 

これは実際の店舗の数字の例なのでかなり具体的なシミュレーションにはなっているかと思います

 

意外と儲からないなーって思ったと思います

それはそうで、210万という売上は相当低いからです

逆に言えば相当現実的な数字ということになります

ここが最低ラインとし、それ以上を目指していきましょう



細かく話していくとまず売上の210万円ですが営業日数としては30日間で客単価は1万円で客数が200人ですね

1日7人ぐらいの入客ということになります

 

続いて変動経費の110万円ですが

人件費が90万円、これはキャスト1人当たり1日1万円で、1日3人として30日分の計算になります

1日1万円は平均時給が2000円で5時間働いたと仮定しています

そして酒代が15万円消耗品が2万円で光熱費が3万円といった感じですね

 

続きまして固定経費の80万円

これは家賃が25万円スタッフの人件費が25万円カラオケが3万円募集費が20万円広告費が5万円税理士が2万円という感じになります

 

でこれを全て引くと利益としては20万円が残るというようなイメージですね

これぐらいが最初1人でやるには妥当なシュミレーションになるかと思います



実際にこのシミュレーションの例だと少し経費が高い部分もあるので実際はもう少し抑えることが可能になります

家賃が25万円なのも20万円以内になると思いますし、

スタッフの人件費が25万円というのはスタッフを使った場合なので、自分が入ればスタッフ分が丸々浮くといった感じです

 

なのでその場合はだいたい50万円ぐらいの利益が1店舗として出るようなイメージでいてもらえると分かりやすいかなと思います




②何の許可が必要なるのか理解する



ガールズバーをやろうと思った場合、まずは何の許可が必要になるのか理解しましょう

 

次の図で説明します

 

まずはどの店も”飲食店営業許可”というものが必要になります

 

その上でさらに次の2種類の中からどちらかの許可を追加で取る必要があります

 

①深夜酒類の届出

②風営法1号の許可

 

このどちらか一つを追加することになります。

基本的に両方取ることはできず片方のみとなります

 

ですのでガールズバーの許可を取ろうと思った場合には

・飲食店営業許可+深夜酒類の届出

・飲食店営業許可+風営法1号の許可

のどちらかを選択することになります

 

どちらの許可を選ぶかについてはこの後話しますが、まずは飲食店営業許可ともう1種類許可が必要なんだなということを覚えておいてください

 

そしてまず飲食店営業許可を取るためにはやらないといけないことがあります

それは資格を2つ取得するということです

 

1つ目は食品衛生責任者

2つ目は防火管理責任者

 

の資格が必要になります

 

飲食店営業許可を取るためにはこの2つの資格を取得した人間が1店舗に1人以上いないといけません

1つ目の食品衛生責任者の資格は今すぐにでも申し込み出来るため、できる限り早めに取得しましょう

 

やり方はネットで、食品衛生責任者の取得などと検索すると専用のサイトが出てきます

そこに申し込んで会場で1日研修を受けに行き、その日に資格証をもらう形です

 

だいたい費用的には1万円から1万5000円ぐらいかかります

注意点が日程が1ヶ月から2ヶ月ほど空いてない場合もあるので早めに取得しておくことをおすすめします




2つ目の防火管理責任者に関してはテナントが決まってから取得します

基本的にはテナントが決まらないと取得できないと思いますが、エリアによってはテナントが決まっていなくても取れるところがあるかもしれません

ご自身のエリアはどうなのか確認しましょう

 

取り方は食品衛生責任者と同じで、”防火管理責任者の取得”などと検索し申し込みましょう

会場で2日間にわたって研修があり、研修終了後に資格証をもらいます

簡単なテストがあり寝てたら資格が取れないので気をつけましょう

混み具合によっては予約が1~2ヶ月取れないところもあるので気を付けましょう




③どちらの許可を取るのか決める

 

次はどちらの許可を取るのかについて話していきます



飲食店営業許可を取った後は次の2種類の許可からどちらか一つを追加することになります。

 

①深夜酒類の届出

②風営法1号の許可

 

このどちらかを選択することになります

 

ここで問題なのはどちらの許可を取るのかということです

結論を言うとこれには答えはありません

 

これが難しい問題で実は経営方針によって取る許可が違います

なのでこれから両方の許可のメリットデメリットをお話ししますので、よく考えてから決めるようにしてください

 

2つの許可は大きく違う点が3つあります

 

1.接待ができるかできないか

2.営業時間が深夜までできるかできないか

3.許可が下りるまでの期間が早いか遅いか

 

それぞれメリットデメリットがあるので画像で説明します



まず深夜酒類の届け出についてですが、

こちらの許可は接待がNGになっています

接待というのはお客様と話をしたりカラオケをしたりなどが接待に当たります

なのでいわゆるガールズバーで行われてる一般的な業務がほぼ接待に当たるようなものになり、この深夜酒類の届出は大前提としてグレーゾーンになることを覚えておいて下さい

 

営業時間に関しては深夜までできますので、長い時間の営業が可能になります

長い時間の営業が可能になるので売上は作りやすいです

 

許可が下りる期間は申請から14日と短いので早めにオープンができるようになります

だいたい飲食店営業許可と合わせても1ヶ月でオープンできるので空家賃などを含めてのコストが安いというメリットがあります



次に風営法1号許可ですが、

風営法1号の場合はお客様との接待が全面的にOKになりますので、深夜酒類でグレーゾーンと言われていた、お客様と話をしたり、一緒にカラオケをしたりとかするようなことが全てOKになります

 

営業時間に関しては地域によって違いますが、0時か1時までの営業時間になるので深夜酒類の届出に比べて営業時間が短くなり売上が作りづらくなります

 

許可が降りる期間は申請から55日間必要なので、

実際に飲食店営業許可を取ってから風営1号の許可が下りるまでには基本的には丸3ヶ月かかると思っておいてください

その分、空家賃などのコストがかかることになります



まとめると、

法的リスクを一切排除するのであれば風営法1号を取り、接待がOKな状態で0時か1時までの営業するということが完璧な状態です

グレーゾーンでも営業時間を伸ばしたい場合は、深夜酒類を取るか、風営1号で時間外営業をするということになります



実際みんなどうしてるかと言うと、

本当に人それぞれで

深夜酒類を取り接待を行っている人や

深夜酒類を取り接待を行わないように営業している人

風営1号を取り1時で締めている人や

風営1号を取り深夜まで営業している人

エリアによって深夜酒類と風営1号を分けている人

 

など様々です

このあたりは非常にシビアな問題なので、迷うようなら公式ライン追加特典である個別の無料相談から一度直接ご相談下さい



それぞれの許可を取る場合の注意点ですが

 

深夜酒類を取る場合は次の点に注意することが大切です

・カウンター内で座らせない

・カラオケのデュエットをさせない

・ワニワニパニックやトランプなどのゲームを置かない

・ダーツをお客様と一緒にやらない

・ソファー席を置かない

 

この辺りをやってしまうと、警察からの立ち入り調査があった場合に接待とみなされる可能性が高いのでやらないようにしましょう

 

警察の立ち入り調査はお店の名簿をチェックしに定期的に来ます

事前予告などはなく抜き打ちチェックです

 

この時に今挙げたようなことをしていると接待をしているとみなされ、警察署にいき反省文を書いたりあまりにひどいと逮捕の可能性もありますので気を付けましょう



風営1号を取る場合は

営業時間を守るということです

風営1号は深夜酒類と違って営業時間が短くなるので売上を立てるのが難しくなる傾向にあります

なので時間外営業をして売上を立てるお店が多いんですが、バレるともちろん注意の対象になるのでしないようにしましょう

ちなみにバレた場合は1回~3回ぐらいは注意と反省文で終わり、それ以上だと営業停止になるケースが多いので気を付けましょう



万が一違反して摘発となった場合の罪の重さですが

深夜酒類の届出をして接待として摘発された場合は無許可営業という扱いになります

風営1号の許可を取得して営業時間外の摘発をされた場合は風営法1号違反という扱いになります

 

どちらかといえば深夜酒類の届出の場合の方が無許可での営業として罪が重くなる傾向にあります

よく例えられるのが車の無免許運転とスピード違反です

深夜種類の違反は無免許、風営1号の深夜営業はスピード違反といった形ですね

軽いから良い、重いからまずいなどという話ではありませんが、判断材料の一つになると思いますので参考にしてみて下さい



実際に知り合いで起きた警察との事例を4つあげます

①深夜酒類を取っていたお店で、営業中に警察の立ち入りがあり、ゴミ箱に座っていたキャストを見て接待行為と認定、そして後日呼び出しでの注意、反省文を書いて何事もなく終わったということがあります

 

②深夜酒類を取っていたお店が接待行為と認定され逮捕されました

実際には逮捕のみで実刑はありませんでしたがニュースになってしまい、

カード会社と契約ができなくなってしまったり実際の業務に支障をきたしたため許可を取り直して営業しています

 

③深夜酒類を取っていたお店で、未成年の女の子をソファー席でお客様の隣に座らせ、警察の立ち入りがあり接待認定、無許可営業ということで逮捕されてしまいました

 

④風営1号を取っていたお店で、深夜1時以降に警察の立ち入りがあり、深夜営業していると認定、後日呼び出しでの注意、反省文を書いて何事もなく終わりました

 

こういった事例がありますので許可を取る際は慎重に検討しましょう



またどちらの許可も共通で絶対にやってはいけないことがあります

それは未成年の飲酒です

これはどちらの許可だろうと発覚した場合は一発で営業停止になりますので絶対にしないようにしてください

 

20歳未満の女の子を雇う場合は、絶対にお酒を飲ませないようにしましょう

また、お客様にも未成年のことを伝え一緒に何か飲むとしても絶対にノンアルコールにするようにしましょう

よくあるのがお客様に対してだけ二十歳と言わせて、アルコールを飲ませるケースです

これは場の空気感や、一緒にお酒を飲めないとお客様の気分を害してしまうのではないかと心配してやってしまうケースが多いのですが絶対におすすめしません

 

なぜかと言うとリスクが大きすぎるからです

未成年に飲酒させて発覚した場合、店は一発で営業停止になります

お客様の気分を害してそのお客様が来なくなった場合、損失はそのお客様だけです

 

どちらがいいでしょうか?

 

「そんなこと言っても内緒にしてればバレないでしょ?」

と思っている人が多いですが甘いです

 

未成年の飲酒というのは様々なケースでバレます

 

よくある例だと女の子がお客様に「実はわたし未成年なんだ」と言ってしまい、お客様から通報されるケースです

普段お客様は女の子に未成年と言われたぐらいでは何も言いません

しかしそのお客様と女の子もしくはお店が何かの場面でトラブルになった場合に、逆恨みとして通報されるケースはよくあります

 

例えば女の子とお客様との仲がこじれてトラブルになったり、店側がお客様の態度を注意してトラブルになったりなどするケースです

 

他には女の子自身がお酒を飲んで警察に職務質問をされた時にお店で飲んだことを話してしまうケースなどもあります

 

また従業員に通報されるケースもあります

例えば未成年の子に飲酒させているという事実を他の女の子も把握している場合です

これも普段はそういったことはありませんが、女の子とお店間でトラブルになった場合に、逆恨みとして通報されたりします

 

このように、未成年の飲酒はいたるところでバレます

ばれないと思っていても必ずバレます

 

お店側の立場も弱くなってしまう上、一回で営業停止になるので絶対にしないようにしましょう




④コンセプトをつくる



ビジネスモデルを作るにあたってコンセプトというものを作る必要があります



そもそもコンセプトとは何か?という話ですが、調べると

全体を貫く基本的な概念というのが出てきます

 

要は方向性です

お客様から見てどんなお店であるのか、働く女の子やスタッフから見てどんなお店であるのか

という全体的な方向性を打ち出すということです



なぜコンセプトが必要なのか?

なぜコンセプトが必要になるのか?ということですが、それは他店との差別化です

例えば全てのお店が

 

・ガールズバーA

・ガールズバーB

・ガールズバーC

・ガールズバーD

・ガールズバーE

 

という名前だったらどうでしょう?

どれを選んだらいいかわからないですよね

 

じゃあ例えば次のようなお店だったらどうでしょう?

 

・ギャルだけを集めたガールズバーA

・AKBっぽい子だけ集めたガールズバーB

・ガールズバーC

・お姉さんだけ集めたガールズバーD

・普通の子だけ集めたガールズバーE

 

さっきよりどこが自分が行きたい店なのかわかってくる気がしませんか?

そしてそれはなぜでしょうか?

 

実はお客様や女の子は常に自分が好みの価値観を打ち出している店はどこかを探しています

 

コンセプトを打ち出すことによってお客様や働く女の子が選ぶ理由になるんです

そして選ぶ理由を作ることができれば集客も求人も非常に楽になります



逆にコンセプトが無い場合の集客や求人は大変です

最初に挙げた

 

・ガールズバーA

・ガールズバーB

・ガールズバーC

・ガールズバーD

・ガールズバーE

 

の中で選ばれる努力をしなければならないからです

 

そうなると知名度や価格勝負です

いかに知ってもらうか、いかにお金をかけるか、いかに料金を安くするかからスタートしなければならないので、お金も時間も手間もかかってしまいます

 

そうならないために、まずはコンセプトをつくることが必要ということです

 

コンセプトを打ち出しているだけでお客様や女の子が選ぶ理由の一つになり、

集客にや求人にかかるコストが下がってきますので必ずやりましょう




コンセプトの作り方ですが

基本的にはアイディアの数を出しまくるという方法が一番やりやすいです

最低でも100個ぐらいアイデアを考えれると良いです

 

その際のポイントとしては

他にはないものだったり、珍しかったり、面白いと思ってもらえたり、楽しそうと思えるものだったり、親近感がわくようなものだったり、わかるわかると共感をしてもらえたりといったようなものあげれると良いです

 

お客様も働く女の子もお店に対して”楽しい”という感情を基本的には求めています

なのでその軸を実現できるようなコンセプトづくりをしていきましょう

 

少なくともガールズバー〇〇などは本当に何も差別化ができないのでやめましょう

せめて”いたって普通のガールズバー”などでもいいのでつけましょう

 

この何かしらつけるようにするというのが大切です

 

ガールズバー〇〇というお店が大半なので、お客様も女の子も違いが本当にわからないです

なので、とりあえずでも「他と違うな」と思われるように考えていきましょう





⑤集客の全体像を決める



ここでは集客の全体像を決めていきます

 

項目は大きく6つあります

 

①集客の流れを理解する

②認知を増やす施策を決める

③見込みを増やす施策を決める

④新規来店を増やす施策を決める

⑤リピートを増やす施策を決める

⑥システムを決める(料金、営業時間、ドリンク、ボトル)



①集客の流れを理解する



まずは集客の流れを理解しましょう

 

集客の流れは

 

①認知

②見込み

③新規来店

④新規リピート

⑤再リピート

 

となっています



集客はこの5つの数字をどうやって上げていくのかのゲームです

 

これをひたすら考えましょう



例えば僕のお店の場合ですと

・認知は、看板を見たりティッシュだったりネットを検索して知って頂きます

・見込みは、その後「面白そうなお店だなあ」と思われるような店名をつけたり、他と違う打ち出しでネット検索してもらいます

・新規来店は、新規が0円であったり、口コミが良かったり、ブログが更新されていたり、載っている女の子の画像が可愛かったりすることで来店頂いています

・新規リピート、再リピートについては、主に女の子の営業連絡や、採用基準を統一すること、定期的な1on1ミーティングの開催、職場の雰囲気を安定させるなどしてリピート率の向上を図っています

 

このような感じで、自分のお店の集客の流れをどうしていこうかシミュレーションすることが大切です

ここの集客の流れに再現性が出せてくると後は積み上げるだけで大きな売上が作れますので必ず理解しておいて下さい




②認知を増やす施策を決める



集客のスタートは認知からです

認知を増やさなければ見込み客や新規来店も増えないため、認知をどれだけ増やせるかに力を入れましょう

 

認知とは、画像に書いてあるように「初めて知った」とか「こんな店あったんだ」というような本当に”知っただけ”という状態になります

特に新規集客の段階ではここの認知がどれぐらい取れるかがその後の、見込み、新規リピート、再リピートに繋がってくるので非常に大切なポイントになります

 

逆に言えば認知がなければお店の来店はないということなので、ここの認知をどれぐらい取っていくかというのがお店にとって非常に重要な課題になってきます

 

この後に出てくる来店率やリピート率なども大切な指標ではありますが、質を追い求めるよりもそもそもの量を増やすことの方がまずは重要だと覚えておいて下さい

 

面白いことですが、大抵の人はまずは質を追い求めてしまうものらしいです

成果を出す人は量からスタートするみたいです

 

例に漏れず僕も質を追い求めていった結果、量が大切だと気づいたので、ぜひ皆さんは僕と同じ失敗をせず量からスタートしてください

量をこなせば質は後から必ずついてきます



認知を増やすポイントは

どれぐらいの量がアウトプットできるか、その1点です

簡単に言えば努力ゲームです

実際に営業が始まると、この第1ステージで脱落する人が多いです

だからこそ努力できる人が勝てるようになっています

 

これを聞いてるあなたはそれを分かった状態で望めて超ラッキーだと思うので頑張りましょう



認知を増やす方法として例を25個上げたので、認知活動の際に参考にして下さい

 

代表的な例だと、看板やチラシ、ネットを使っていくような形ですね

その他には今だと特に認知のツールとして有効なのがSNSがあります

 

ショート動画だったりとかYouTubeだったりとかあると思うんですが、そちらも活用方法の一つとして取り入れていくのは非常に有効です

実際にうちの店でもYouTubeを見て来店された方も多くいます

 

企業によってはSNSでの集客を前提に置いたお店作りをしているところも多いです

Tiktokでバズるように店舗づくりをしているなどです

 

それぐらいSNSというのは今はメインの集客方法であり、求人方法でもあるので戦略としては必ず入れることをオススメします






③見込みを増やす施策を決める



見込みとは、認知の状態からさらにもう1ステップ踏み込んだ状態になります

ちょっと調べてみようとか、気になってクリックしてみようとか周りに聞いてみようとか、1つアクションを取ったという段階です

 

見込みを取るために代表的なものとしてコンセプトがあります

 

お客様がお店のことを見た後にここ何のお店だろうと思ってつい気になってしまうような状態を作るということです

 

それが店名なのか内容なのかサービスなのか価格なのかは分かりませんが、とにかくお客様の目に止まりなんだろうと思って1つアクションをとってもらえるような施策作りを考えていくことが大切です

 

いくら認知を取ってもその先の見込みが増えていかなければ新規の来店は見込めないので、そのためにコンセプトというのは非常に重要な役目を果たしますので先ほど話したコンセプト作りを参考にして作ってみて下さい




④新規来店を増やす施策を決める



見込みの施策を決めたあとは、新規来店を増やす施策を決めていきます

 

見込みの施策をしたからといって、それだけでお客様が行く要因になるとは限りません

なのでどうやったら新規のお客様が来店しやすくなるのかの施策を考えましょう

 

施策を作る前に、必ず理解しておかなければいけないことがあります

それはお客様の心理です

 

お客様は新しいお店に行く時に必ず不安を持っています

なぜなら損をしたくないからです

 

お客様はこんなことを思っています

 

「お金がムダになったら嫌だな」

「時間がムダになったら嫌だな」

「嫌な気分になったら嫌だな」

その不安を解決することで来店に繋がります

 

施策は無限にありますが、ここでは例として不安を解決するための代表的な施策を2つ紹介します

 

①オファーづくり(特典)

②信頼を生む土台作り



1つ目、オファーづくり

 

オファーづくりのポイントは2つです

・来店動機になるか?

・インパクトがあるか?

 

この2つの条件が揃っていると良いオファーになりやすいです

 

来店動機になっている状態とは

「あの特典があったから行こうと思った」

と言われるような、特典がきっかけで来店意思に繋がった状態のことを指します

 

逆に来店動機になっていない状態とは

「行こうと思って特典探したらあった」

と言われるような、すでに来店意思がある中で特典を見つけた状態のことを指します



次にインパクトがあるか?ですが

 

お客様というのは日々多くの選択肢があります

その中で選んでもらうには、他と違う、わかりやすい内容が重要です

 

そこで必要なのがインパクトです

印象に残るわかりやすい打ち出しが必要になってきます

 

例えば

500円引きなら、20人に1人はタダ

総額から5%引きなら、20人に1人はタダ

キャストドリンク1杯無料なら、5人に1人は飲み放題

 

など、例の良し悪しは別として

同じ割引やサービス内容でも見せ方を変えることによって

お客様の来店動機に繋がるようなインパクトのあるオファーを作ることができます

 

オファーのインパクトは相対的なものです

常に他社と比較されており、仮にどの店も20人に1人無料をやり始めたらインパクトが弱くなる為、新たに切り替えていく必要があります



2つ目、信頼を生む土台づくり

 

最初にも言いましたが、お客様は基本的に不安を抱えています

 

そのため、新しいお店に行くときには信頼できる人の意見や口コミというものを非常に重要視します

 

なので、「あの店いいよ!」と言ってもらえる店づくりや、良い口コミを書いてもらうことが重要になってきます



「あの店いいよ!」と言ってもらえる店づくり

 

「あの店はいいよ!」そうお客様に言ってもらうだけで集客は非常にラクになります

 

知り合いに良いと言われるほど心強いことはありません

 

そう言って頂くためにはどうするか?ということですが

それは顧客満足度を上げることです

 

ここがお店の経営での本質であり、切っても切れない部分になります

結局はどんなに良い子を集めても、お客様が楽しくないと思えばお客様は来店しません



では顧客満足度を上げるためにはどうしたらいいでしょうか?

 

まずは顧客満足度とは何か?を定義する所から始めましょう

 

店によって判断基準は様々ですが、僕がおすすめするのは

リピートしてくるお客様の人数がどれだけいるか

 

ここを数えることをおすすめしています

特に新規とリピートの人数の割合を常に把握しましょう

 

できれば新規3:リピート7ぐらいまで持っていければ合格ラインです

顧客満足度が高いと新規1:リピート9までいきます

 

まずは新規3:リピート7を第一目標として頑張ってみましょう

 

何人新規が入って何人リピートしているか?そもそもこの数を把握することが第一ステップとなります

 

どうやってリピートを取るのかについてはこの後お話し致します



その他に新規来店を増やす仕組みとして、良い口コミを取るという所も非常に重要になってきます

 

口コミは主にグーグルの口コミのことを指します

口コミは数と内容の両方が揃って初めて効果が出ます

 

それぞれ説明します



なぜ数が大事なのか?

 

なぜ数が大事なのかというと、数が少なすぎるとそもそも信用してもらえません

よく1~5件程度の口コミしかないところがありますが、それではは参考材料になりづらいです

信用を得るためには最低でも10から30件は必要になります

 

おすすめなのは100件取ることです

これはなぜかというと大量に口コミを獲得することで、いたずらで口コミされる方のダメージを最小限にすることができるからです

 

例えば口コミが5件しかない中の1件だと、悪い口コミが入ると評価に大きく影響し見え方も悪くなりますが、100件中の1件であれば評価に対して影響はほぼなく見え方としても影響がほぼ出ないので、まずは100件を取ることをお勧めしています



なぜ内容が大事なのか?

次になぜ内容が大事なのかについて説明します

お客様というのはそもそもネットの情報を信じていません

なので内容が本当かどうかというのを常に疑っています

 

口コミがただあればいいと思っている方は嘘の口コミを書いたり桜の業者に依頼したりしますがそれは全くの無意味です

お客様をバカじゃないので必ず見抜きます

お客様はリアルな声を求めています

なので大切なことは実際に来店しているお客様に口コミを書いてもらうというのが非常に大切になります

 

ではどうやって口コミを集めるのかということですが、やり方は非常にシンプルです

 

お客様に直接お願いをする

これだけです

 

これをするだけで100件というのは非常に簡単に集まります

お願いするという行為をできていないお店が多すぎるだけで、きちんと丁寧にお願いすればお客様というのは書いてもらえるものです

 

もちろんそこに割引だったりつけることは有効ですが、

それ以前に誠心誠意お客様にお願いをするという姿勢が伝わることの方が大切です

 

ポイントとしては実際に席についている女の子に口コミをお願いしてもらうという流れだと口コミを頂きやすいです

スタッフが直接言うのではなく、スタッフがキャストに口コミ書いてもらうようお願いしてと指示して口コミを取りましょう







⑤リピートの施策を考える

 

新規集客の施策を考え終わったらリピートの施策を考えましょう

難易度としてはここが一番難しく、楽しい部分でもあります

 

特にこのリピートに関しては小手先の手法ではなく、女の子次第の部分が非常に大きいので、マネジメントの力が最重要になってきます。

 

よくある例で言うと、女の子からお客様への営業連絡や、良い子を揃えること、楽しかったと言われるようなお店作りをすることなどがこれにあたります

 

リピートの本質としてはお客様が求めてることを理解しそれを提供することです

 

さらに言うとお客様は基本的に楽しいという感情を求めている方が大多数なのでそ

の感情をどうやって提供できるかを考えることがポイントになります



僕のお店の例だと、

お客様に楽しんでもらうためには、まず女の子が楽しまないと難しいので、楽しさやノリをベースにした目標設定や、

週1回のミーティングなどを行っています

 

ヒマな時間は女の子同士でカラオケをしたり、ダーツをしたり、女の子の定着率が上がるようにしています

 

女の子からお客様へ自発的に営業連絡をしてもらえるようにするために女の子の給料が毎日自分で確認できるようにしたり、

少しでも結果を出したら褒めることなどを行っています



簡単に挙げましたが、聞くのと実際にやるのとでは大きく違うので、実践しながら学んでいく必要があります。

 

この業界で一番難しいのが人です。

逆に言えば人に期待以上の動きをしてもらうマネジメントさえできれば、お店は長期的に繁栄するので、そこが腕の見せ所になってきます





⑥システムを決める



料金システム

料金システムに関してですがまあいろいろ悩むと思うんですけど

僕がおすすめするのはエリアの相場に合わせることです

 

例えばセット料金が3000円の地域なら3000円にする

タックスが20%ならタックスも20%に揃えるという風な感じですね

 

こうする理由としては基本的にはそのエリアには相場というものができていてそれ以上の相場観で料金設定してしまうとそもそも新規の集客をする時にハードルが上がるからです

 

お客さんからの印象としてあそこの店はちょっと高いねみたいな感じで思われてしまうということですね

 

この時に覚えていて欲しいポイントがあるのですが、実はセット料金というのは高くても低くても客単価にそこまで影響がないというところなんです

これは実際に営業しているからわかることなんですが、セット料金が安くても高くても基本的に客単価にはほぼ影響しません

誤差の範囲です

 

客単価に大きく影響があるのはセット料金ではなく、お客様の満足度です

これはなんとなく感覚で分かって頂けるかも知れません。

 

お客様は楽しければ楽しいほど滞在時間が延び客単価が上がります

つまらなければつまらないほど滞在時間が短くなり客単価が下がります

 

なので実際にはセット料金の価格では客単価は決まらないということなんです




よくある悪い例としてはもともとのセット料金を高めに設定しておいてお客様との交渉によって割引をしていくお店もあるんですが

こういう手法でやっていくとお客様からあそこの店高いねとやはり言われてしまうのであまりいい手法ではないなというのは経験上感じてます

 

なので料金設定をする時に大切なのは相場観を大切にする新規の集客がしやすいようにするといった視点で料金システムを作っていくのがおすすめです



営業時間

これは何時から何時まで営業するのかということですよね

 

これは人によって違うんですが僕の場合は20時から翌4時までの営業にしていますそして2時になって誰もいなかった場合のゲスだった場合は閉店にしているという感じですね

 

本当にこれは人それぞれなんですけど営業時間をできる限り長くしたいだったりとか昼からやったりすると昼12時とかですね

求人が集まりやすかったりするのでそういった意味で昼から営業しているガールズバーなどもあります

 

営業時間に関しては長くやった方がいいか短くやった方がいいかいろいろ議論があると思うんですけどそのエリアだったりとかやる経営者によって相性があると思うので好きな時間帯を選ぶのがいいのかなと思います

 

ただこれは少し微妙じゃないかという営業時間があるんですがそれは21時オープンだったりまあ遅ければ22時オープンだったりするガールズバーなどはちょっと難しいかなと思いますね

 

それはなぜかというと女の子が集まりづらくなるといった意味でちょっと難しいのかなと思います

女の子からよく聞く例で21時オープンだからやめたというのは意外と聞くのでオープン時間に関してはどんなに遅くても20時かなとは思います

 

もちろんエリアによって違うので色々調整しながらやっていくのはありです




ドリンクメニュー

揃えるお酒の種類ですが基本的にはそこまで多くなくて大丈夫です

メインになる焼酎だったりとかウイスキーだったりは必要ですが、

お客様はお酒に対して価値を感じているとよりも楽しい時間に対してお金を払っているので

ドリンクメニューはそこまで豊富にする意味はあまりないです

 

実際に僕の店でも、焼酎は鏡月、ウイスキーはニッカで

緑茶ハイだったりとかあとはまあ簡単なカクテルですねレモンサワーだったりとかカシスオレンジとかができるような

本当A4のサイズのメニューの1枚で乗るような量しか揃えてないです

 

実は僕の過去の失敗談としてドリンクメニューをやたら豊富にした時があったんですよね

例えば山崎を飲み放題に入れたり響を飲み放題に入れたりとかっていう感じですね

高いウイスキー飲み放題に入れたらお客さん増えるんじゃないかと思ってやったんです

 

確かに実際お客様は増えたんですが、その分もちろん酒代も上がるので利益としては減ったという感じなんですよねなのでここは好き好きかなと思います

ただ実際売上を上げるということにおいてお酒で売り上げをあげるのはちょっと割に合わないかなという印象があります

 

なのでこれからお店やる人とかは資金的な問題もあると思うのでそこまで豊富なドリンクメニューは無くて大丈夫です

具体的にどんなお酒を仕入れたらいいかわからない人は公式ラインの無料特典で開業時に発注するお酒のチェックリスト69項目というのがありますのでぜひ追加しておいてください



ボトルメニュー

ボトルメニューというのはシャンパンだったりですね

揃える種類はメジャーなものがあればいいと思うんですが、ここで気をつけてもらいたいのは価格の設定です

 

価格を決めるときは原価×〇倍のような感じで設定しましょう

おすすめは原価×5倍ぐらいの設定で出すのがいいんじゃないかなと思っています

5000円の原価だと2万5000円のTAX別で売るような感じですね

 

なぜ5倍なのかということですが、お店側がちゃんと利益を出せるような価格設定をしているということです

これをすると何がいいのかというと女の子に対してちゃんとバックが還元できるのと、適正な利益率を保っているのでシャンパンが開いた時にお店側もきちんと喜べるというメリットがあります

 

あまりにも安すぎるとお店側の利益が出なくなります

 

そうなると女の子がシャンパンを出してもお店側が喜んであげられなくなったり、

頑張ってる女の子を応援できない仕組みになってしまいうまく機能しなくなってしまいます

 

なのでお店も女の子も喜ぶ料金設定を考えましょう

 

ここでよくある質問というのがお店主導で料金を決めてしまうとお客様が出しづらくなってしまうんではないかといった質問があるんですが

それは基本的にあまり気にしなくて大丈夫です

 

なぜならお客様は出せる範囲の金額の中でしか出さないからです

お客様はそのボトルが適正金額かどうかというよりも、いくらのシャンパンだったら出せるといった金額重視の見方をしているので店側の都合で決めてしまって問題ありません






⑥求人の全体像を決める



ここでは求人の全体像を決めていきます

 

項目は大きく6つあります

 

①認知を増やす施策を決める

②見込みを増やす施策を決める

③応募を増やす施策を決める

④面接&体験入店を増やす施策を決める

⑤入店を増やす施策を決める

⑥給料システムを決める(キャスト、スタッフ)




⓪求人の流れを理解する

まずは求人の流れを理解しましょう




先ほども言いましたがガールズバーというのは集客と求人、この2つの軸で成り立っています

この2つだけ極めればガールズバーは必ず成功します

 

求人の流れも大きく分けて5つあります

 

認知

見込み

お応募

面接&体験入店

入店



集客と同じで求人もこの5つの数字をどうやって上げていくのかのゲームです

 

認知をどうやって上げていくのか

見込みをどうやって上げていくのか

応募をどうやって上げていくのか

面接&体験入店をどうやって上げていくのか

入店をどうやって上げていくのか

 

これをひたすら考えましょう



①認知を増やす施策を決める



基本的には集客と考え方は一緒です

求人に関してもとにかくまずは認知を集めることが最重要課題になります

 

代表的な求人を集める施策としては求人媒体やSNSがあります

 

初めてガールズバーを始める場合まずは有料の求人媒体を契約しましょう

これだけでもある程度の効果が期待できるのですが、さらに効果を増やしたいと言った場合はこの有料の求人媒体を複数契約しましょう

 

多い店で月に大体50万~100万円ぐらいの求人広告費をかけているお店もあります

しかし有料求人媒体のみでずっとやっていこうとすると、募集費が高止まりするので、タイミングを見てSNS戦略を考えていく必要があります

 

特にガールズバーの求人のメインターゲットである20代の女の子はSNSを見ているので、SNSでの戦略を検討してみてください

SNSに関しては苦手な人が多いですが今後やはり主流になっていくので毛嫌いせずチャレンジしてみてください

 

認知を増やす方法として11個例を上げます



これ以外にも公式ラインに無料で具体的な求人手法を100選としてまとめているので興味のある方はぜひ追加しておいて下さい



2つ目見込みを増やす施策を決める

 

見込みに関しても基本的には集客と同じです

求人媒体やSNSなどを見てこのお店どんなお店かなと気になるような打ち出し方が非常に大切になります

 

それはコンセプトであったり時給であったり待遇であったり様々ですがとにかく一目見て気になるなと、1アクションを起こしてくれる打ち出しをすることが大切です

 

特にオープン時に効果的な打ち出しとしてはオープニングスタッフ募集全額支払いだったり女の子同士が仲良さそうな写真を載せることで見込みが増えやすいです



3つ目応募を増やす施策を決める




応募に関しても基本的には集客と考え方は同じです

 

女の子が「試しに応募してみよう」と思われる打ち出しをしていかなければなりません

情報を見て良さそうだなと思ったら応募してきますし微妙そうだなと思えば応募してきません

 

応募を考えている女の子はお店に対して

どんな女の子がいるんだろうとかどんな雰囲気なんだろうとか本当にお店あるのかなとかブログとかちゃんと更新されてるかなとか女の子同士仲良さそうかなとか色々なものを見てから判断します

 

とにかくこの時応募考えている女の子が持っているのは不安とか心配といった感情です

 

この感情をどれぐらい取り除いてあげれるかによって応募の数というのは変わってきます

 

なのでお店側ができる施策としては

 

画像の例に上がっているように

どんな女の子がいるかきちんと掲載する

雰囲気がわかる写真や動画を掲載する

口コミを多く取る

SNSをきちんと動かす

ブログを更新する

実際に働いてる女の子の声として動画を撮る

仕事の1日の流れの動画を掲載する

 

など数多くのアプローチがあるのでとにかくこの不安心配といった感情取り除けるような施策を出し試行錯誤していくことが大切です




4つ目面接&体験入店を増やす施策を決める



面接&体験入店を増やすためのポイントは、不安や心配を取り除くことと、流入経路です。

 

応募の時と同じように女の子は不安だったり心配といった感情を抱えています

なのでそれを取り除けるようなアプローチをすることが面接と体験入店を増やす施策になります

 

例えばうちのお店の場合だと募集対応のテンプレートを決めていて非常に丁寧な文章で送るようにしていたり、そこに公式の求人ページとして実際の時給やバックお店の雰囲気や女の子のインタビューやお店のアクセスなど全て載せた自作の求人ページのURLを一緒に送るようにしています

 

また返信のスピードも非常に大切で、応募が来たらどれだけ早く返せるかがポイントです

なぜかというと女の子は色々なお店を候補として検討しており

一番早く返事があったお店なおかつ印象がいいお店にまずは面接に行くという傾向があります

 

ので応募が来たらどれだけ早く返事を返せるかというのは非常に重要なポイントです



また、大きな流れで見たときに、流入経路でも面接率は変わります

 

例えば求人媒体経由、YouTube経由、紹介経由で応募が来た場合、面接率は

 

求人媒体経由<YouTube経由<紹介経由

 

の順番に高くなります

これは言われてみればなんとなくわかるかと思います

 

ファン化や信頼関係の度合いによって面接率というのは大きく変わるということです

「この店がいい」という気持ちが強ければ強いほど面接率は上がります




5つ目入店を増やす施策を決める

 

入店を増やすポイントはずばり一つ、人です

ここを念頭に入店を増やすための施策を考えて行きましょう

 

女の子は体験入店時に基本的に不安や心配をしています

 

「どんな店かな?」「大丈夫かな?」「女の子同士仲は良いかな?」「店長はどんな人かな?」「書いてある時給はもらえるかな?」「待遇は嘘じゃないかな?」

 

といった感じです。

 

それを取り除き

「とりあえずここで働いてみようかな」

と思ってもらえることができれば入店数は上がりやすくなります

 

そのためには、面接と体験入店時の対応がとにかく重要です

 

面接時には募集内容や、給料システム、待遇などを疑問点がなくなるまで説明し

体験入店時には、在籍の女の子に紹介したり、在籍の女の子に体験入店の子と話してもらったり、店長も一緒に雑談するようにしたり、店の雰囲気が良いなと思ってもらえるようにします

 

この時特に大切なのが人間関係です

 

時給や待遇も確かに大切ですが、多くの女の子は感情で入店を決めます。

ですので、そこで働く人が最重要なんです

 

どんなに高い時給でもそこで働く人がダメなら入りません

多くの女の子は感情で入店を決めます

 

一部は時給や待遇でも入りますが、それで入る子は時給と待遇を重視している子なので、他に時給や待遇が良い店があればそちらに移動してしまいます

 

働く人に魅力を感じて入店する子は、人に魅力を感じているので、時給や待遇が良い店が現れても移動しづらくなります

 

ですので入店数を増やす場合は、できる限り人に魅力を感じてもらう入店の仕方を心がけましょう

 

他にポイントとしては、ちゃんとその子に入って欲しいということを伝えることです

女の子はあくまでバイト感覚で来ています

色んな店に行って色々見てみようと思っているんです

 

結局どこの店も似たり寄ったりで、最後に行ったお店に決めるということもよくあります。

それを防ぐために大切なのが、必要性を伝えるということです

「他の誰でもないあなたが必要だ」と伝えるということですね

 

女の子はバイト感覚で探しているので、必要とされる所に入店します

なので店側も必要だということをちゃんと伝えるということです

 

たまにプライドの高いお店は「色んなお店を見て、また連絡ちょうだい」

といいますが、これでは入店率は落ちます

 

女の子もそこまで「こんな店がいい」というのが無いからです。

比較検討するにも店がありすぎて違いがわからない為です

 

なので必要としてくれる所に入店しようとなります

お店側は変なプライドを持たずに、入って欲しい子が来たら「入って欲しい」と必ず伝えるようにしましょう

 

また人で入店を決めてくれた子は長続きしますので、結果として募集費や教育コストが下がります。

生産性も上がる傾向が強く良いことづくめなのでぜひやって見て下さい。




6つ目 給料システムを決める

 

最後に給料システムを決めて行きましょう

給料システムは基本的にキャストと管理スタッフで2種類作ります



まずはキャストの給料システムから説明していきます

キャストの給料システムは基本的に

 

時給+バック(歩合)

の形が多いのでそれを前提として話して行きます



時給とバックはそれぞれ決めて行く必要があります

 

なぜそれぞれ決めていく必要があるかというと

時給とバックは全く性質が異なるものだからです

 

時給とバックの一番違うポイント、それは売上との連動性です

 

例えば時給は店が忙しくてもヒマでも発生しますが、バックはドリンクを出したりボトルを出したりしないと発生しませんよね?

 

時給は売上との連動性がない為、慎重に決める

バックは売上との連動性があるので、ある程度ブレても問題ない

 

ということです

バックは後から変えられますが、時給を変えるのは相当大変です

 

なのでそう言った前提があることを元に、時給とバックについてそれぞれ話していきます




まずは時給の設定からです

 

結論としては相場通りの時給にすることがオススメです

大体のお店がセット料金の半分ぐらいです

 

セット料金が3000円だとすると、1500円前後です

まわりの経営者とも話しますが、だいたいどの店もそのあたりに落ち着いています

 

考え方としては、集客と全く同じイメージです

お客様も従業員も人を集めるという意味では一緒です

 

他よりも良くすれば集まるが経営を圧迫しますし、他よりも悪くすれば人が集まりません

 

入店を増やす施策の部分でも書きましたが、どの店も結局最後は人で選んでもらう店づくりをしていくことになります

なので時給に関しては高すぎず低すぎず、相場通りで設定していくとやりやすいです

 

意識としては、あまり高くしすぎないことです

なぜかというと、先ほども言った通り、時給というのはお客様がいてもいなくても発生し、リスクとして大きいからです

 

お店が常に忙しければ高くてもいいですが、お店は忙しいときもあればヒマな時もあります

時給を高くしすぎると潰れる傾向が高いです

 

ヒマなのに時給が高いと、人件費が上がります

人件費が上がるとお店側の余裕がなくなり、雰囲気が悪くなります

雰囲気が悪くなると、退職者が増えます

退職者が増えるとお客様が来ても断ることになるので、少ない人数で売上を立てて行かなければなりません

少ない人数で売上を上げようと思うと、客単価を上げることになります

客単価を上げようと思うと、お客様に無理な営業をかけることになります

お客様に無理な営業をかけると、お客様が来なくなります

お客様が来なくなると、店側は女の子にプレッシャーをかけるようになります

店側が女の子にプレッシャーをかけると女の子はやめていきます

女の子がやめるとお店は続けられません

 

時給を高く設定するお店はこの負のループで潰れるお店が多いです

 

お店の運営で欠かせない感情は”楽しい”という感情です

これをお客様も女の子も感じ取ると自然と人が集まって来ます

 

この楽しいという感情を維持することがお店としては大切なのですが、時給を高くしすぎてしまうとあっというまに

人件費が上がり利益を圧迫するので、構造的に楽しいを提供し続けることが難しくなってしまうということです

 

なので基本的にあまり高くしすぎないという意識が重要です




次にバックの設定です

大前提として、バックは時給と違って売上との連動性があるのでお店の状況や方向性次第で細かく変えても問題ありません

自由度が高いので、自分のお店に合った設定を探しましょう

バックの設定で大切なポイントは

してほしいことにお金を発生させ、金額は優先度の高さで変えていくということです

 

まず女の子に何をしてほしいのかをリストアップしましょう

例えばお店側が女の子にして欲しいことのメインと言えば

・お客様を呼んでくれること

・延長してくれること

・ドリンクを取ってくれること

・お客様を楽しませてくれること

などだと思うのでここではこの4つをリストアップします

 

リストアップが終わったら、次に何にバックをつけるか決めていきましょう

挙げた4つの中から、どれにバックをつけていくのかを決めましょう

これは基本的にお客様から料金を頂く項目がメインになります。

なのでこの4つの中だと、最後の”お客様を楽しませてくれること”以外は全てバックをつけてもよさそうだと判断できます

お客様が楽しんでいるかどうかは基準が不明確であり、リピートや延長で測れる可能性が高いので除外しています、

 

何にバックをつけるかが決まったら、次に優先度を決めて行きます

残った3つの中で優先度をつけていきましょう

 

この中ではどれが優先度が高いでしょうか?

店によって様々ですが、ここでは順番通りに優先度が高いということにします

 

・お客様を呼んでくれることが一番優先度が高く

・次にお客様が延長してくれること

・次にドリンクを取ってくれること

とします

 

ここでの注意点は、優先度を間違えるとお店の方向性が変わるということです

 

例えば、お客様を呼んで欲しいのに、お客様を呼ぶことのバックよりドリンクのバックを高くしてしまうと

女の子は「お客様を呼ぶよりもドリンクを飲んだ方が稼げる!」となり、

お客様を呼ばないでドリンクを飲んで売上を上げるお店になっていきます

 

目指したい店の方向性と実際の店の営業がずれないように、優先度は気を付けましょう



優先度が決まったら、次に金額を決めていきます

金額は、やってほしいことの重要度や、お客様から頂く料金を元にして導き出します

 

例えば料金システムが

・セット料金3000円

・指名1000円

・ドリンク1000円

の店だとすると

 

・お客様を呼んでくれること=指名を取ると指名料の50%の500円

・延長してくれること=指名が延長すると指名料の40%の400円

・ドリンクを取ってくれること=ドリンク1杯につき1000円の20%の200円

 

といった具合で設定します

頂く料金の中で優先度で%を決めていく感じです

 

ロジックを踏む踏まないに関わらず、大体のお店がこのような形でバックを決めています

また、お客様から料金を頂かないが重要な項目などもあるので、その点は重要度と照らし合わせ決めて行きます

 

例えば顔出し代やYouTubeの出演料などです

こういった項目は直接的にお客様からお金を頂くものではありませんが、経営上重要な項目になってくる可能性が高いと判断したらバックを設定しましょう

 

ちなみに顔出し代やYouTubeの出演バックはうちの店も設定していますので良ければ参考にして下さい




キャストの給料システムが決まったら、次に管理スタッフの給料システムを決めて行きます

 

管理スタッフの給料システムは基本的に

 

月給+バック(歩合)

の形が多いのでそれを前提として話して行きます

 

管理スタッフの給料も基本的にキャストの給料の決め方と同じです

むしろやることが定まってるのでキャストよりシンプルなお店が多いです

 

月給に関しては高すぎるとリスクが上がり、低すぎると人が集まらないので相場で決めるのがおすすめです

大体のお店が20~30万の間になっています

 

バックに関しては管理スタッフにやってもらいたいことは基本的にお店の利益を上げてもらいたいということだと思います

 

なので利益に対してバックがつくというような形です

多くの店が利益の10~30%を設定しています

 

なので管理スタッフの給料システムは

 

月給20~30万+利益バック10~30%

 

になることが多いです

非常にシンプルですよね

 

求人の全体像についてはこれで終わりになります



⑦業者を決める

求人の全体像が決まったら、次は業者を決めていきます

 

業者に関しては様々な業者と関わっていく必要があるのでここでリストアップしていきます

 

一覧はこのような感じです

一つずつ説明していきます

 

ネット回線

求人媒体

カード会社

保険屋

行政書士

内装業者

カラオケ業者

酒屋

おしぼり屋

デザイン会社

ティッシュやビラなどの印刷業者

集客媒体

税理士

派遣会社

 

大きなポイントとしては、業者にも良い業者と悪い業者がいますので、できれば知り合いの紹介で繋がっていきましょう

全ての業者を物件契約前に確保しましょう、そうすることで失敗が少なくスムーズに進みます

 

実際に僕が使っている業者を公式ラインの無料特典でまとめてお渡ししているので、興味あればぜひ追加しておいてください

 

ネット回線

ネット回線の業者選びはオープン時非常に大切になります

特に開設スピードがある程度ないと、オープンが遅くなり余計なコストが生まれてしまいます

ちなみにうちで使っているネット回線はソフトバンク光でした

開設のスピードが早かったことが理由です

 

求人媒体

物件契約前に担当者を見つけておきましょう

これは物件契約前に求人媒体が掲載可能か審査してもらうためです

主にバイトルばどの求人媒体がこれにあたります

 

後に説明する物件選びで、物件によってはビル自体で審査がNGの場合があります

とくに前のお店がピンサロだったりするとそういったケースが多いです

どの求人媒体に載せるかは自由ですが、そもそも審査に通らなかったら意味がないので、事前にチェックしてもらえるよう代理店を探しておきましょう

 

カード会社

物件契約前に担当者を見つけてビル自体の審査は問題ないかチェックしておきましょう

カード会社もビルによって通らない場合があります

実際に僕の知り合いでも通らなかったケースがあるので事前打合せは必須です

 

保険屋

主な使い方としては火災保険の加入です

例えば、店舗のオープン準備期間中や、営業が始まってから、下の階に水漏れを起こしたりすることがあります

 

そういった場合も保険金で賄えますので、保険は必ず入っておきましょう。

 

保険屋に関しては不動産屋が紹介してくれることが多いです

 

僕の店でも一度水漏れがあり、下の階の居酒屋さんの天井の壁紙全張り替えで100万円ほど請求されました

 

もちろん自己負担はありませんでしたが、入っていないと全額自費で払うことになるので火災保険は必ず入っておきましょう



行政書士

 

行政書士は許可を取得するのに必須の人となります

 

物件取得前に相談することで、許可が取れるエリアの調査を行ってもらうので必ず見つけておきましょう

 

知り合いに経営者などいれば紹介してもらって下さい

いなければネットで探しましょう

サービス内容はどこもあまり変わらないので安さで決めて問題ないかと思います



内装業者

内装業者は基本的に紹介を受けて下さい

なぜかというと、いい加減な内装業者が多すぎるからです

 

どうしてもいない場合は、オープン予定のエリアの店舗にあいさつ周りに行き、ラインなどを交換し相談しましょう

 

意外と相談に乗ってくれるはずです

乗ってもらえなければ、店はたくさんあるので普通の飲食店なども当たり、紹介を受けるようにしましょう

 

ネットで探してもいいのですが、その場合は実績がちゃんと載っていることや、全額前入金を請求してこない所にしましょう

 

良い所は

全額後入金か、半額は前入金で残りは完成後

といった料金体系でやってくれる所がオススメです

 

内装業者に関しては本当にピンキリなので、基本は騙されると思って慎重に進めましょう



カラオケ業者

カラオケを入れる際は、業者がDAMかJOYSOUNDで変わってくるので検討しましょう

 

DAMは楽曲が多く、JOYSOUNDはPVが多いです

 

どちらも一番安いプランだと3〜5年契約で毎月30000円前後になると思います

 

基本的にスピーカーやモニターなども、月額料金内でやってくれます

 

注意点としては、解約したい場合はリース契約なので契約期間内だと違約金が発生します

残った期間×月額料金が一般的です

 

毎月の固定費が3〜5年にかけて30000円以上増えるので、よく検討するようにして下さい

 

また、カラオケは場合によって認定されます

お客様のみ歌うなら大丈夫ですが、女の子が一緒に歌ったりするとデュエットの扱いとなり接待と捉えられます

 

ですので、特に許可で深夜深酒を取る場合はメリットデメリットに注意を払いましょう



カラオケは女の子が売上の為に勧めて歌う場合が多く、女の子が歌わない場合、お客様主導でカラオケはあまり入りません

 

毎月の料金をペイできる売上が出ない場合もあるので、入れる際はその点を理解して導入しましょう



酒屋

酒屋に関しては、様々な業者から見積もりを取り一つ一つ比べましょう

 

選ぶポイントとしては、価格もそうですが、協賛が多い業者を選ぶのはアリだと思います

 

協賛とは、メーカーのロゴが入っているグラスなとをロゴが入っている代わりに無料でくれるというものです

 

この無料はけっこう強くて、グラス代が有料か無料かで経費が大きく変わってくるので協賛があればぜひ使うのがおすすめです

 

例えばグラス1つは最低でも300円ほどします、そしてグラスは永遠に割れ続けていくのでバカにならないんですよね

 

お酒やソフトドリンクの値段もそうですが、どちらかと言えばここにメリットがあるかと思います

 

あと酒屋によっては在庫があまり無く、欲しいボトルなどがあってもすぐに届かないことがあります

 

この辺は見積もりではわからない所ですが、そういうこともあるんだなと思って頭の片隅に入れておいて下さい



おしぼり屋

 

おしぼり屋は、おしぼり自体をまずどうするか決める必要があります

 

布おしぼりか、紙おしぼりかですね

 

布→いわゆるどこでも出てくるおしぼり、毎月1万ぐらいの月額料金

紙→安っぽいが、使う分には問題無し、都度発注なので変動費になる

 

という感じです

ちなみにうちのグループだとおしぼりは紙おしぼりにしています

変動費になる為です

無料でサンプルを送ってくれるので、お店の雰囲気とのバランスで検討してみてください



デザイン会社

デザイン会社は看板のデザインや、ビラのデザインなどを作ってもらう先です

 

今だとクラウドワークスやココナラでも発注できます

だいたい1〜5万ぐらいでできると思います

 

看板屋を探して、そこにデザインもやってもらうというのもアリです

 

クラウドワークスやココナラに依頼するより割高にはなりますが、まとめて受けてくれるので楽になります

 

ちなみに看板は看板屋を探して購入しましょう6〜10万円ほどで購入できます



ティッシュやビラなどの印刷業者

 

ティッシュ配りやビラ配りをする際に、印刷業者が必要です

これはネットを探せばいくらでもあるので、金額と納期のバランスで決めましょう



集客媒体

集客媒体ですが、店にホームページがない場合はここに依頼することになるかと思います

 

ポケパラ

ナイトスタイル

ナイツネット

 

などが有名かと思います

費用感としては毎月1〜3万ぐらいです

 

特にお客様はそのお店の出勤情報やブログを見るので、その点がカバーされていれば自社ホームページでも良いでしょう

 

またホームページは、応募を考えている女の子もチェックする媒体になりますので、女の子の写真や、ブログ、出勤情報などは必ず確保するようにしましょう



税理士

税理士は、1店舗目でも探しておくのがオススメです

僕は一度自分で税務をやろうとしましたが、ワケわからなすぎてやめました

 

レシートなどが多すぎて処理が大変なんですよね

 

売上の規模によって、毎月2〜5万円で契約してもらえるので依頼がオススメです

 

税理士の選び方についてですが、ピンキリなのでできれば同業者の紹介など受けた方が良いと思います

 

ガールズバーという業態を知らない人も全然います

連絡はメールのみという人も全然います

 

税務判断もすごくキッチリ固くやる人もいれば、臨機応変にやってくれる人もいます

 

本当にピンキリなので、まずは色んな税理士に無料相談してみて、自分の肌感に合う税理士を選んで下さい

 

ちなみに僕は知り合いに紹介してもらいましたが

 

・連絡はライン

・30代

・ガールズバーの業態も理解(キャバクラの顧問などもやっている)

・税務調査に全面対抗

 

と言った税理士です



派遣会社

キャストが足りない時には派遣会社を使います

その為に派遣会社は何社か確保しておきましょう

 

契約は無料で、派遣を頼むと派遣が決まった数×3000円などが手数料として取られます

 

例えば女の子のバースデーなどで、人数が必要な場合などに使ったりします

 

派遣に来た女の子が入店につながることもありますので、困った時のセーフティとして派遣会社は必ず契約しておきましょう



⑧管理体制を決める



業者を決めたら次に管理体制を決めます

 

項目は大きく8つあります

 

①テーブル管理、会計方法を決める

②収支管理の方法を決める

③マニュアル共有の方法を決める

④パスワードの管理方法を決める

⑤カギの管理方法を決める

⑥現金の管理方法を決める

⑦個人情報の管理方法を決める

⑧組織図を作る



①テーブル管理、会計方法を決める

 

これは営業中のテーブルの時間管理だったりお客様のお会計の管理をどうするかということですね

 

紙で管理するのかアプリなどで管理するのか決めるということです

ちなみにうちの店の場合だとアプリを使っていてエアレジとレストランボードというものを使っています

エアレジが会計管理、レストランボードがテーブルの時間管理に使っています

無料なのでよければ使ってみてください

 

有料のものだとこういった業界専用のものでだいたい月3万円から5万円ほどでシステムが売られていますのでネットを調べてみてください

 

紙などで管理することももちろんいいんですが

長期的に見た時にアプリなどで管理できる方が見返しやすいので管理コストという面から見てもおすすめです

 

また遠隔で席の状況を見ることができるので不正の防止だったりもアプリなどであれば使えます

 

②収支管理の方法を決める

 

次に収支の管理方法を決めましょう収支の管理方法としては基本的には紙にまず書き込んでパソコンでスプレッドシートなどで入力する形が一般的かなと思います

 

ちなみにうちの店も紙にまず書き込んでスプレッドシートに入力するようにしています

 

先ほどあげた月3万円から5万円ほどのシステムを使ったりすると収支管理もしてくれるので、そういうシステムを作るのが面倒くさいよと言った方はお金を払って解決する方が手っ取り早いです

 

月3万円から5万円払ってシステムを使うのはすごいおすすめしてまして、実際計算する項目が多いんですよね

 

例えば売上経費現金残金従業員の給料計算成績税金だったり細かいところの計算がかなり必要になってきますので

できればシステムをお金を払って使うことが一番ベタかなと思っています

 

キャバクラ会計管理とかで調べてもらうと出てくると思うのでよければ調べてみてください



③マニュアル共有の方法を決める

 

次にマニュアルの共有方法を決めていきましょう

マニュアルは例えば新人の女の子が入った時の業務の流れだったりとかを説明するようなものになるかと思います

 

オープン作業やクローズ作業お客様が入ってから帰るまでの流れなどがよく使うものになります

 

これは紙に印刷してもいいですしGoogleドキュメントなどで共有してもいいと思います

 

ちなみにうちのお店ではGoogleドキュメントで全て共有しており一つ一つの業務を画像や動画で説明するようにしています

 

もともとは紙でやっていたんですが紙だと複数店舗になった時に更新が大変になってしまったりいちいちパソコンを開いて編集しなければならなかったりしたので大変でやめました

 

Googleドキュメントに変えてからはその日その場で思い当たった時にマニュアルを変えてグループLINEで変更の周知をするだけで終わりになったので非常に楽になりました

 

なので個人的にはGoogleドキュメントで管理するのがおすすめです

うちの店の例だと入って1日目の女の子には最初の1時間このマニュアルを全て見せてお店の仕事の流れだったりお給料システムだったりその方が必要な事項を全て覚えていってもらっています



紙でもネットでもどちらにしてもマニュアルを作っていくかと思うのでどんな感じで共有していこうかなとイメージは持つようにしていてください

途中から変更も全然できますのでなんとなくで大丈夫です



④パスワードの管理方法を決める

 

次にパスワードの管理方法を決めましょうパスワードはお店をやればやたらと増えてくるんですよね

なので基本的にはどこかにメモっておかないと後で忘れてしまったり無駄な時間を使うことになるので非常に非効率的です

 

僕の場合はGoogleドキュメントに入れていつでも見返せるようにしています

昔はiPhoneのメモ帳に入れてたんですが検索性が悪かったりしたのでやめました

 

とりあえずお店を運営していくのにパスワードはひたすら今後出てくるものになるので何に書き留めておこうかというのは決めておきましょう

 

⑤カギの管理方法を決める

 

次に鍵の管理方法を決めましょう

鍵の管理というのは主にお店の鍵のことですね

 

まず物件を借りるとマスターキーを受け取ると思うんですが必ずスペアキーを作成しマスターキーは自宅の金庫などを使わないところに置いておきましょう

 

これはなぜかというと退去時にマスターキーを紛失してしまうと余計なお金がかかるためです

 

また紛失するのが自分自身ならまだしも従業員が紛失する可能性の方が高いので必ずスペアキーを従業員には渡すようにしましょう

 

そして店舗の鍵の管理毎日の開け閉めですね

毎日の開け閉めはキーボックスで管理することがおすすめです

 

キーボックスでの管理であれば番号がすぐ変えられたり業者が入ってきたとしても自分が対応しなくても勝手に回ったりするので非常におすすめです

 

逆にキーボックスがない状態だと必ず鍵を持ってる人間が立ち会わなければならないので例えば夜店長が出勤してくるお店だったら昼間に工事が起きる時などは結構大変になります

 

なので自分たちのお店はどんな感じで管理して行こうかなというのを決めるようにしてください

 

また余談ですがお店の中に置いておくお金などは盗まれても良いような金額に納めましょう

鍵の問題というのは難しくてセキュリティに関してはそんなに強くないです

なので実際に何か起こってもいいような対策をしていくことの方が重要なのでそれは頭に入れながら動いてみてください



⑥現金の管理方法を決める

 

次に現金の管理方法を決めましょう

現金の管理方法というのは毎日お客様から現金をお預かりしてそこで出た現金残金ですね

 

その現金残金をどう処理するのかを決めましょうということです

 

例えば毎日振込するお店もありますし週に1回現金で社長まで持ってきてもらうといった店もあります

 

これはお店を展開しているエリアの距離やセキュリティの問題などを考えてどれが一番自分に合ってる方法かというのを考えて決めるようにしてください

 

ちなみにうちの場合だと店舗同士が近いので週に1回現金を持ってきてもらって直接手渡しでもらっています

 

ただこの方法は本当はリスクが高いのでおすすめしません

特に男子従業員がメインのお店などは盗まれる確率がかなり上がるので基本的にはやめておいた方がいいと思います

 

うちの場合だと基本的には女の子がお金を持ってくるのでごまかされるということが非常に少ないです

なのでお店の状況によってどうするかはその都度決めるようにしてみてください



⑦個人情報の管理方法を決める

 

次に個人情報の管理方法を決めましょう

個人情報とは履歴書や従業員名簿従業員契約書や身分証などさします

 

これを例えば金庫に置いておくとか別の場所に保管するだったり書類も何種類かあると思うんですがお店側のみで管理する書類や警察がに見せるための書類があると思うのでそういうのを分けたりするということですね

 

例えばうちのお店の例ですと

在籍の女の子は全部で6種類の書類を提出してもらうんですが

3種類はお店の管理用もう3種類は警察の立ち入りがあった時に見せるものとして2つのファイルに分けています

 

お店の管理用としては

履歴書

扶養控除の紙

従業員契約書

の3種類です

 

警察の立ち入りがあった際の書類としては

従業員名簿

身分証

住民票

の3種類です

 

こういった形で2つのファイルに分けて管理しています

またこの警察が立ち入りがあった際の書類の3点はどの店も必ず用意するようにしてください

なぜかというと書類不備として警察に呼び出しされるからです

特に住民票が揃ってない状態で雇用した場合必ず書類不備として指摘されるので気をつけましょう

 

常に書類が揃っているかをチェックできる体制作りが必要です



⑧組織図を作る

次に組織図を作りましょう

 

簡単で構わないんですが自分の下は誰でその下は誰でどういうような構成になっていてみたいな感じで考えるようにしてみてください

 

例えば店長一人でキャストが何人までのお店になりそうなのかだったりキャストが仮に20人になったらそれを見る人間は何人必要なのかを考えたりするということですね

 

これは日々変わってくるものなので完全に決めることはもちろんしなくていいんですがある程度のイメージを持つようにしておきましょう

 

これは特にどういう場面で使うのかと言うと支持系統が必要な場合に誰がどの立場にいるのかを従業員が把握するためです

 

例えばよくある例で言うと

年下の上司だったり年上の部下だったりが出てきた時の立場の再確認です

普段のコミュニケーションではそこまで気にする必要はないんですが指示を聞いてもらいたい時や何かをきっちり伝達したい時などはここの指揮系統がしっかりしていないとまっすぐ通らないのでそれを自覚してもらうように簡易的なツールとして使うということですね

 

誰が上で誰が下なのかというのは特定の場面では非常に大切になりますのでざっくりとしたイメージでいいので作るようにしてみてください



⑨税務関係を決める

 

管理体制を決めたら次に税務関係を決めましょう

 

項目は大きく4つあります

①雇用形態を決める

②領収書の管理方法を決める

③個人事業主で行くか法人で行くか決める

④銀行口座の管理方法について決める



①雇用形態を決める

 

まずは雇用形態を決めましょう

これはメインとなる女の子の雇用形態を雇用で行くのか業務委託で行くのか決めましょうということですね

 

雇用の場合はお給料になり

業務委託の場合は報酬になります

 

考えるポイントとしては2種類です

税金とバレです

 

まず税金についてですが

これは結論から言うと業務委託の方が税金が安く済みます

なので税金を安くしたいという場合ですと業務委託の方がおすすめです

しかしここで注意点があり税務署から税務調査を受けた場合に否認される可能性が一定数あるということです

 

なぜかというと実態は雇用であり業務委託ではないからです

雇用とは時間の拘束や指揮命令が入るものを指します、対して業務委託は時間の拘束や指揮命令が入らないものを基本的にはさすので、税務調査が来た際には否認される可能性があります

 

業務委託として扱う場合には女の子に業務委託の契約書を書いてもらう必要があったり、時間の拘束ができなかったり、結果に対して報酬を支払うといった支払い体系がないと税務署に否認される可能性が高くなります

 

否認された場合追徴課税というものが発生し5年から7年ほど遡って請求されます

そうなった場合かなりダメージが大きいです

 

では雇用の方がいいの?ということですがこれはこれで女の子に払っている給料が消費税と相殺されないというデメリットがあり

支払う税金が大きくなってしまうということになります

 

じゃあどっちがいいのということなんですが

実際に僕の周りの例だと7割が業務委託、3割が雇用という感じでやっています

ちなみに僕は雇用でやっています

後から税務調査が入ってお金を払うのが嫌だからです

しかしその分税金も高いです

 

なので税理士と色々相談しながら決めましょう




次にバレについてですが

夜働く女の子というのは昼職や親バレを気にしている女の子も多いです

なのでこのバレについてもお店側は配慮する必要があり

そこで雇用と業務委託というのが1つの分かれ道になるのかなと思っています

 

思っていますというのは雇用形態によってバレるのか税務の処理によってバレるのかがいまいちはっきりしていないからです

 

例えば僕の知り合いで実際に起こった例で言うと

最初の1年目に業務委託で処理をした所、業務委託で処理をした女の子の一部に税金の請求が来たそうです

その時は個別で確定申告をすることで収まりましたが、2年目以降は雇用で処理をし、それ以来同じようなことはなくなったそうです

 

不思議に思った僕は他の業務委託で処理している経営者にも話を聞いてみたんですが、そこの店はそういったことは一切なかったそうです

 

このことから雇用形態とかよりも税務処理においてバレが発生している可能性が高いなと思っています

なので雇用形態を決める際は税理士とよく相談し特にこのバレについてもよく検討するようにしてみてください



雇用形態については税金の面やバレの面など人によって判断が分かれる問題が多いので税理士とよく相談して決めるようにしてみてください



②領収書の管理方法を決める

次に領収書の管理方法を決めましょう

お店をやり始めようと思った時に色々計画を立てたりする時があると思うんですね

で実際に物件を契約する前の領収書も基本的には経費として扱われるので捨てずに必ず残しておきましょう

 

領収書の管理方法については税理士と一度相談してみてください

ちなみにうちのお店の場合は毎月全店舗の領収書を税理士に送って集計してもらっています

 

例えば自動販売機で買ったジュースなども出金伝票やメモ帳でもいいので絶対に記録を残しておいてください



③個人事業主で行くか法人で行くか決める

 

次に個人事業主で行くか法人で行くのか決めましょう

これも税理士と相談しましょう

これは人によって大きく違うのでこれが正解といったものはないんですが

多くの人だとまずは個人で始めて売上の規模が大きくなってきた段階で法人になるケースが多いですね

 

特に違うのはやはり税金の面になるので、自分にとってどのような形でお金を残していくのかを決めて行くことになります

 

ちなみに税金が高いのは個人の方になります

ただ税金を払った後は全て自分の手取りのお金になるので、全部自分のものがいいよという人は個人がいいかと思います

 

対して法人の方が税金は安くなります

ただ毎月の給料を自分で決めることになり、それ以上の利益が出たからと言ってすぐにもらえるわけではなくなるので一種の会社員というような形になります

法人のメリットは税金のメリットももちろんそうなんですがそれ以上に借り入れがしやすいというのがあります

 

ガールズバーという業態でも実際に借り入れしている人がいるので手元資金を厚くするといった意味では法人で借り入れを起こすというのはキャッシュフローをよくする1つの手段になります

 

ちなみに僕は個人でやっています




④銀行口座の管理方法について決める

 

銀行口座の管理方法についてですが基本的に個人用と仕事用で分けるようにしてください

 

出ないと税務処理の時に大変になってしまうので必ず分けましょう

 

よくある分け方だと

個人の口座、仕事の口座、税金を支払う用の口座、の3つで分けてる人が多いみたいです

 

これなぜかというと税金の支払いって結構なあなあになっちゃうんですよね

 

なので毎月税金用の口座に税金のお金を移動して仕事用と税金用できちんと分けておくと税金の滞納などが防げますのでおすすめです

 

これから初めて改行する方は確定申告などを行っていくかと思うんですがそれにあたって税金の支払いも自身で納付していかなければならないのでどの税金がいつまでの期限なのかというのを把握する必要があります

 

特にまとまってくる税金などは毎月積み立てておかないと支払う時になってお金がないといったことになるので計画的に積み立てていくことが大切です

 

そのあたりも税理士に確認すれば基本的には全てわかるので相談して行きましょう




3.資金計画の立て方

 

ビジネスモデルを作ったら資金計画を立てていきましょう

資金計画には以下の7項目です

 

①開業までに必要な資金はいくらか計算する

②開業してからの運転資金はいくらか計算する

③手持ち資金はいくらか計算する

④調達する場合はいくらするか計算する

⑤どこから資金調達するか決める

⑥クレジットカードは作れるうちに作っておく

⑦自分自身の固定費を下げておく




①開業までに必要な資金はいくらか計算する

 

まずは開業までに必要な資金はいくらか計算しましょう

例えば、次のような感じで出します

 

この例は実際に僕自身がオープンした時にかかった費用の金額を分かりやすくまとめたものです

 

総額としては約300万円

内訳としては

 

・物件取得120万

・消耗品、酒代30万

・内装40万

・設備、備品40万

・広告費40万

・キッチン設備10万

・許可申請代10万

合計290万

 

といった感じになります

ざっくりですがイメージ感としてどれぐらいかかりそうかを計算しましょう

 

内装の費用や設備費用などはお店の大きさによって変動しますが大きささえ変わらなければそこまで変化はないです

 

一番大きく変わるのはテナントの物件取得料ですね

これがいくらになるかによって予算が大きく変わってくるので、自分が出店したいエリアの物件を軽く見ながら初期費用を把握しましょう

 

今回の例では約300万円が必要そうだと分かりました



②開業してからの運転資金はいくらか計算する

次に開業してから運転資金がいくらぐらいになりそうか計算しましょう



このような形でイメージします

まずは±プラン





次に予想が大きく外れてしまった場合のマイナスプランを考えます



この場合だと売り上げが2,000,000円であれば、最低限利益としては±になり、それが約半分の1,000,000円だったら415000円のマイナスになります

 

なので、多めに見積もって月に-500,000になってしまった場合、それを3ヶ月分確保するとなると、運転資金は1,500,000円の用意と言う計算になります

 

この運転資金は多いに越した事は無いんですがあまり多すぎても自分の中に甘さが出てしまったりするので適度な金額がいいかなとは思っています



③手持ち資金はいくらか計算する

 

開業までに必要な資金と必要な運転資金を出したら次に手持ちの現金はいくらあるのか計算しましょう

 

例えば自分の銀行口座の残高その他に資金として使えそうなお金があれば計算しておきましょう




④調達する場合はいくらするか計算する

手持ち資金はいくらか計算した後その他に資金を調達する場合はいくらするのかを計算しましょう

 

これは開業までに必要な資金と運転資金を足した金額になるかと思います例えば今回の例であれば改行資金が300万円運転資金が150万円なので450万円が実際に用意する資金となります

 

現状の手持ち資金が例えば100万円だったとしたら残り350万円はどこかから調達してこないといけないなという風に考えることができます



⑤どこから資金調達するか決める

いくら資金調達したらいいか分かったら

次にどこから資金調達するかを決めましょう

 

この場合の選択肢として考えられるのが

まずは身内からの借り入れ

そして金融機関からの借入

もしくはエンジェル投資家からの借り入れや投資ですね

その他にクラウドファンディングなどもあります

 

この辺りを検討する必要があります

 

一番よくある例としてはエンジェル投資家からの借入や投資などが多いかと思います

業態的に金融機関からの借入というのはケースバイケースなので難しいケースが多いです

なので多くのガールズバーの開業している人は自己資金のみかもしくはエンジェル投資家からの借り入れや投資を行っています

 

ちなみに金融機関からの借り入れをする場合は増え1号の許可を取る場合は基本的にはできないと思ってください

 

深夜酒類で営業する場合はバーとしての申請が可能になり審査のステージまで上がります

そして欲しい資金の1/3は自己資金としての用意が必要なので例えば300万円の融資を欲しい場合には最低でも100万円の自己資金がないと基本的には通りません



ということで金融機関からの借り入れはなかなか現実的ではないので、ここではエンジェル投資家について少し詳しく説明していきます

 

実際に僕自身もエンジェル投資家からの投資を受け手元資金0円で開業の方ができているので実際の流れやコツを説明していきます

 

まずエンジェル投資家と知り合う方法ですが

大体の場合はマッチングサイトなどを探し合うという流れになるかと思います

僕自身はそうでした

 

もしくは知り合いの人に経営者の人などがいる場合そこに提案をし投資をしてもらうといった流れもあります

 

選択肢は多い方がいいのでどちらも選択肢の方法として持っておくのがおすすめです



エンジェル投資家に投資してもらうポイントは4つです

①たくさんの人と会う

②回収できそうと思われる

③信用できそうと思われる

④未来がありそうと思われる

 

この4つのポイントが重要なので1つ1つ話していきます

 

①たくさんの人と会う

まずエンジェル投資家からの投資を考えてる方は基本的には数多くの人数と会うことを大前提に動いてください

具体的な人数としては最低でも5人から10人ぐらいは会うつもりでやりましょう

 

これなぜかというと実際に投資をしたいと思っているエンジェル投資家の方って実はいっぱいいます

ですが自分と合う投資家というのは人によって違うんですね

 

人によってはアドバイスをくれたり、経営にどれぐらい携わるかだったりも変わってくるので

 

ただお金を出してくれるからという理ではなく、こちらが選ぶぐらいの気持ちでいるということが大切になります

 

もちろんこの後上げる3つの条件を満たした場合に初めてこちら側が選べる立場になるのですが、基本的なマインドとしてはそういう気持ちでいることが大切です

 

あとは数多く会うことによって投資家から質問を必ずされるのでそれを答えていくことによって自分自身が実際はどうしたいのかということのブラッシュアップにもなります

 

自分がどういった形で投資家の方にリターンをして、お店をどういう風な形で経営していくのか、

それを投資家の方と話し合いながら考えれる場面も多いのでそのうちの1つになるということですね

 

また、数多くの方と会うことによって一番初めの1人目は緊張してたものが、

2人目3人目4人目5人目となってくるとだんだん緊張がほぐれてきてリラックスして話せるようになるので投資が決まる率も上がります

 

なので10人ぐらいはウォーミングアップだと思って会うようなイメージでいてください

会う場合は資料作成などしていくと思うのですが一番初めよくわからないうちは正直資料も作成しなくても何とかなります

 

ただその場合はほぼ投資は決まらないので自分が何をしたいのかというのを確認するような一つの機会だと思って臨みましょう



②回収できそうと思われる

 

投資家の方というのはなぜ投資をするのかというのを考えなければなりません

投資する理由としては一つです

自分のお金を使って勝手にお金が増えてくれたらいいなと思っているわけです

 

なのでそもそもそのビジネスプランが回収できそうなのかどうかというところが非常に大切になってきます

 

ポイントとしては回収ができるかどうかではなく回収できそうと思うかどうかというところが非常に大切なポイントになってきます

事実ではなく感情ということです

 

なので持っていくビジネスプランが具体性がそもそもあるのかどうか夢物語ではないのかどうかというのは大切になってきます

 

例えば売上が2~300万で利益率10%などは非常に現実的であるし信用できるような数字であるかと思います

しかし逆に売上1000万円で500万円の利益を出しますみたいな話を持って行ってしまうと相手ももちろんお金稼ぎのプロであるので簡単に見破られます

 

そんな簡単にうまくいかないことを知っているからです

なので基本的には向こうに持っていくビジネスプランとしては利益のメリットがどうとかという話よりも、ちゃんと現実を見ているんだなという風に思われるようなプランを持っていくことの方が大切です

 

その上で回収できそうと思われるような内容であることが重要です

 

ここについてのおすすめを言うと2~300万円の売り上げで利益率10%20万円から30万円の利益が出ますという感じで話を持っていくのが一番堅く、向こうもこちらも認識のずれが減った状態で投資がしてもらえるのでおすすめです



③信用できそうと思われる

 

とにかく投資家にとっては信用できるかどうかというのは非常に大切な要素になってきます

いくらお金になると分かっていても投資家は信用がないと投資はしません

 

逆の立場になってみればわかると思うんですが、信用がない人にお金を出そうとは思わないですよね

それと同じで信用がないな信用できなさそうだなと思われてしまうと投資というのはどんなに利益のメリットをアピールしても成立しません

 

例えばよくある例だと投資が決まった後のお金の流れを質問されることがあります

仮に500万円の投資が決まった場合その500万円はどういう受け渡しの仕方をするかということですね

 

その場合に正解の答えというのは500万円を受け取らないというのが正解になります

どういうことかというと一番初めの物件の取得費用なども相手のエンジェル投資家の方に直接支払ってもらって

こちら側にお金が回ってこないようにします

 

投資を受ける側が大きなお金を持たないようにすることで投資家からの信用を得ることができます

投資家は基本的に投資した後にそのお金を持って逃げるんじゃないかとかそれが事業に使われないんじゃないかといった心配もしています

 

なのでその不安を取り除けるようなアプローチが大切ということです

 

例えば今の例では物件の取得費用についての話でしたが

その他にも例えば

 

・上がった伝票は全て報告すること

・現金は必要最低限しか受け取らないこと

・売上管理はアプリなどで共有すること

・監視カメラを見れるようにすること

・月に一度は電話すること

 

などを行うとこちらから自己申告することで向こうからの信用度は上がります

具体的な行動ベースで信用につながるものできるだけ多くやることが信用できそうと思ってもらえるポイントになります



④未来がありそうと思われる

 

これはどういうことかというと投資家はその人が成長しそうかどうかを見ているので

成長しそうであれば投資が成立しますし、成長しなさそうと判断すれば投資は成立しません

 

この違いですが投資率が高い人というのは

基本的には言い訳はせず自分の責任だと思って行動できる人です

例えば実際の原因が他人だとしても自分の原因だと受け止めることができて行動できる人であれば仮に事業がうまくいかなくても今後別の何かでうまくいかせられる確率が高いと判断し投資が成功しやすいです

 

逆に投資率が低い人は

言い訳が多かったり人の責任や環境のせいにしやすい人です

 

例えば自分は一生懸命やってるのに周りがダメだとか職場のこういうところが悪いとか

何かにつけて頑張りますとかいう人はあまり信用されません

 

実際に結果を出す人は言い訳をせず黙って行動するのでそこを投資家よく見ています

 

しかし基本的に投資を求めてくる人というのはビジネス的に未熟な人である場合が多いので多少の寛容はされるんですが

面談の席で、過去に起こった原因の矢印を自分以外に向けてしまっているような話し方をするとこの人は店が仮にうまくいかなかったとしても何かまた言い訳をして逃げるんだろうなと思われます

 

そう思われると信用されないので基本的には投資は成功しません

 

この4つがどれぐらいできているのかどうかというのを自分の中で振り返りながら進めていきましょう



⑥クレジットカードは作れるうちに作っておく

クレジットカードは作れるうちに作っておきましょう

これは何でかというと基本的にガールズバー開業する方は現在お勤めの方が多いと思うんですが

起業した後だとクレジットカードが作れない場合が多いからです

クレジットカードを作ることによって支払いが1ヶ月後になったりして資金繰りがやりやすくなったり、経費の管理が簡単になったりするので必ず作っておきましょう

 

仮にクレジットカードが持てない場合はデビットカードなどでもいいので作るようにしましょう

資金繰りには使えませんがお店用の経費の管理として使えるのでおすすめです




⑦自分自身の固定費を下げておく

 

お店を始める前に自分自身の固定費を下げていくことは非常に大切です

これはどういうことかというと自分自身が生活するために必要なお金の基準を下げておくということです

 

例えば毎月の家賃が10万円の人と5万円の人では、5万円の人の方がお店で出さなければいけない利益は少なくなり経営がしやすくなります

 

仮に毎月の家賃が30万円の人などは最低でも30万円以上は利益を出さないと成り立たないはずなのでその分売り上げが必要になり経営が大変になるということです

 

なのでこの自分自身の固定費を下げていくことは非常に大切で、今後の経営のやりやすさに大きく影響しますので必ず整理をしてから望むようにしましょう

 

あとは自分自身が毎月最低いくら必要なのかというのをきちんと出しておきましょう

そうすることによってお店の利益を最低いくら出せばいいのかというのが出てくるので計画が立てやすくなります



4.出店計画の立て方

資金計画を建てたら出店計画を立てていきましょう

出店計画は次の5STEPです

一つずつ説明していきます

 

①物件を探す

②内見する

③調査する

④審査申し込み

⑤契約

 

①物件を探す

まずは物件探しです

 

ポイントは次の9つです

 

・とにかく多くの物件に出会うこと

・最低半年は探しまくる、粘る

・全てのサイトでメールで情報を受け取るようにする

・居抜きはガールズバーだけでなく、スナックやラーメン屋などの他業種も含め調べる

・業種NGの場合でも家賃の増額などで対応できないか交渉する

・出店地域を歩き、空きテナントを見つけたら全て連絡する

・出店地域にある不動産屋全てに訪問する

・業者(カラオケ屋、酒屋、ホームページ業者)などに空き物件がないか聞く

・知人(過去の仕事仲間など)に空き物件がないか聞く



・とにかく多くの物件に出会うこと

まずはとにかく多くの物件に出会いましょう

これはなぜかというと自分の中でどんな条件がいいのかわかっていないからです

 

なんとなく家賃が安いな場所がいいな初期費用が安そうだなみたいなイメージでいると思うんですが、

実際には自分の中である程度の条件というのは決まっていてその条件を見つけていくための作業になるようなイメージです



・最低半年は探しまくる、粘る

最低でも半年は探しまくって粘りましょう

 

こうすることによって開業初心者でも自分の希望する物件に出会える確率が上がります

逆に開業までにあまり時間が取れない場合だと希望の物件を探すことができづらく

その後の経営の難易度が変わるので基本的には時間を使って物件を探すようにしてください

 

お金もないコネもない人がどうやっていい物件を得れるかと言ったら時間しかないからです

なので物件探しには半年ぐらいは最低でもかけるという気持ちで探してみてください



・全てのサイトでメールで情報を受け取るようにする

まずは皆さんネットで探すかと思うんですが、この時に全てのサイトでメールで情報を受け取るようにしてください

自分の希望の条件を入れてメルマガの配信を受けるということです

この時に多くの物件でやっていて自分の中でどんな物件の条件がいいかというのが分かっていれば条件の入力時にスムーズに進むかと思います

わざわざ物件情報見るのは大変なので、自分の希望の物件が出た時に自動でメールに届くので便利です



・居抜きはガールズバーだけでなく、スナックやラーメン屋などの他業種も含め調べる

居抜きを探す場合はガールズバーだけではなくスナックやラーメン屋などの他業種も含めて調べるようにしてください

これなぜかというとガールズバーだけで探すと物件の数が限られるからです

 

スナックやラーメン屋などの内装でもガールズバーに転用することができる物件も多々あるので幅を広げるといった意味で他の他業種も含めるようにしてください

 

・業種NGの場合でも家賃の増額などで対応できないか交渉する

NGの場合でも条件を変えたら対応してもらえないか交渉しましょう

ガールズバーという業態で審査が通らない場合があります

その場合でもすぐに諦めるのではなく家賃の増額などした場合にどうにか対応できないかなど交渉することで通るケースがあります

それはその空き物件が長く空いている物件だったり不人気の物件だったりする場合にこちらの交渉が通る可能性があります

なのでどうせ審査が通らないのであればダメもとで交渉してみましょう

 

よくある例としてはネットで物件情報を調べた時に対応業種が書いてあると思うのですが、それだけで判断せず一度問い合わせてみましょうということです

せっかくいい物件があるのに対応業種が書いてあるかないかだけでこちらが勝手に諦めると非常にもったいないのでまずは一度問い合わせてみてください

 

・出店地域を歩き、空きテナントを見つけたら全て連絡する

 

出店地域がある程度決まっているようだったらそこのエリアを実際に歩いてみて空きテナントを探してみてください

これはどういうことかというとネットにも載っていない物件を探す時に足を使うのが意外と効果的だからです

 

実際にそのエリアを歩いてみると意外と空きテナント募集という風な張り紙がしてある物件が多いことに気づくはずです

そこでそういったテナントを見つけたら片っ端から連絡をしてみて不動産屋とコンタクトを取ってみてください

そういう形で見つけた物件というのは意外と掘り出し物が多く、良い物件を手に入れているようオーナーはこういう地道なところで物件の取得を行っています

 

ただ探しに行くだけだと大変だと思うので、例えば内見に行った時にそのエリアをぶらっと回ってみるなどをして探してみるのがおすすめです



・出店地域にある不動産屋全てに訪問する

出店地域が決まっているならそのエリアの不動産屋さんは全て訪問しましょう

そうすることで空き物件の情報がいち早くもらえたりします

代表的な例で言うとあと3ヶ月後にあの店が閉店すると言ったような1次情報がもらえるということです

どのお店も3ヶ月から半年前には解約の申請をしなければいけないという契約があります

なのでやめる際は一番初めに不動産屋にも連絡が行くので空き物件は不動産屋に直接聞くのが早いということです

 

不動産屋にこれこれこういう条件の物件が出たら連絡くださいという風に言っておけば特定の条件が出た時に連絡をもらえるので非常に物件探しが楽になります

 

・業者(カラオケ屋、酒屋、ホームページ業者)などに空き物件がないか聞く

業者などにも空き物件が出ないか聞くのは非常に効果的です

これは不動産屋に聞くのと同じようにお店がやめる時というのは不動産屋にも連絡するんですがその他にもメインの業者に連絡してます

例えばカラオケや酒屋ホームページ業者などです

こういった業者に今後閉店しそうなテナントないかだったりもうすでに閉店が決まっているテナントはないかと聞くことによってネットに載っていない物件を知ることができます

 

この動画を見てる人はまだ開業前の段階の人が多いと思うのでカラオケや酒屋ホームページ業者などと打ち合わせをした時にどこか来そうな物件ないかと聞いてみてください

 

業者はお店を探している人に対して非常に協力的です、業者は実際にお店をやってもらわないと契約が増えないためです

なので良さげな物件がなかったら業者にも聞いてみてください

 

・知人(過去の仕事仲間など)に空き物件がないか聞く

 

知り合いに経営者や不動産関連の人がいる場合は空き物件がないかななどと聞いてみてください

例えば経営者間でよくある例ですが

経営者同士で物件の貸し借りをすることというのがあります

経営者が営業していない空き物件を他の経営者に貸すということですね

これは本当によくある例で経営者というのは空き物件を手放さない傾向があるんです

 

なぜかというと物件探しが大変だからです

いい物件を一度契約したらお店が閉店してもそのまま持ち続けていようという考えになっているというわけです

 

なので経営者の知り合いなどがいる場合は物件がないか聞いてみてください

もしかしたら営業していない空き物件がある可能性がありそれを貸してくれる可能性があります

 

もちろん正規の料金で貸してくれるわけではないのでいくらか手数料上乗せされた金額になるのですが、

実際に物件を探す手間だったり立地が良い物件を持っていたりするので物件探しの1つの手段として持っておくと効果的です



この9つのポイントを意識しながらとにかく多くの物件と出会うことを意識しながら探してみてください



②内見する

 

次に内見に行きましょう

 

ポイントは次の8つです

 

・片っ端から内見していく

・必ず徒歩で行く

・メジャー懐中電灯を持っていく

・内見時は動画撮影をする

・内見時に過去にどんな業種が借りていたか聞く

・ビル前に看板が出せるか聞く

・カラオケの時間制限はないかなどを確認する

・よさげな物件は内装屋も連れていく



・片っ端から内見していく

まずは良さげな物件が見つかったら片っ端から内見していきましょう

とにかく内見しまくることが大切です

もちろん時間もかかってしまうので全てが内見できるわけがないと思うのですが

実際に見るのとネットで見るのとでは全く違うので必ず内見に行きましょう

 

特に内見の良いところは実際の街の雰囲気や導線などもわかるので、

例えば駅から近いけど遠回りで意外とこの場所だと集客しづらそうだななども分かってきます

 

これは実際に内見しなければわからない情報なのでまずは良さげな物件があったら片っ端から内見を申し込んでいきましょう

 

・必ず徒歩で行く

内見する際は必ず徒歩で行くようにしましょう

これはなぜかというとお客様は基本的に駅を使う人が大半だからです

 

駅から店までの動線がどのような感じになっているのかを把握しないままお店を出してしまうと集客する時に思っている以上にお客様が集まらないといった事態が起こります

 

お店を借りてしまった後だと修正が効かないので必ずお店を借りる前にどういう集客動線になるかを確認しましょう

 

また町にはメインの通りはそうでない通りがもちろんあるのでそういったものも駅から徒歩で行くことによってわかるようになります

例えば物件の家賃が安くて良い条件だなと思って行ってみたら実際はメインの方ではなくマイナーな降り口だったりすることもあるので必ず徒歩で行くようにしましょう

 

・メジャー懐中電灯を持っていく

 

物件の内見時には必ずメジャーと懐中電灯を持っていきましょう

 

メジャーは何に必要になるかというと不動産業者からもらった図面に寸法を書いておくために使います

図面に寸法を書いておくことで、物件契約時に内装業者との打ち合わせがスムーズに進みます

 

中の寸法を何も測らないまま内見を終わってしまうと、契約するとなった場合にもう一度測りに行かなければならないので無駄な手間になってしまいます

 

懐中電灯は照明がつかない物件の内見時に必要になります

基本的に空き物件はもちろん営業していないので電気を止めている物件ばかりです

なので懐中電灯を持っていないとスマホのライトなどで照らすことになり、十分に空間が把握しきれない場合があります

 

スマホのライトだと限界があるので必ず懐中電灯持っていくようにしましょう



・内見時は動画撮影をする

内見時は基本的に動画で撮影しましょう

なぜかというと色々な物件を見ているうちにどの物件がどんな感じだったかがわからなくなってくるためです

それを防ぐためにどの物件も中を見に行った段階で動画を撮影してことをおすすめします

 

また動画を撮影しておくと後々になってこれどうだったっけなあれどうだったっけなというような情報を探す時に非常に便利です

例えば水道工事をする時に水道の蛇口がどんな形だったかなんて内見時には見ないですよね

そういった時に動画を撮っておくと後から見返せるので必ず動画を撮るようにしておきましょう



・内見時に過去にどんな業種が借りていたか聞く

内見時には過去にどんな業種の人が借りていたかを必ず聞くようにしましょう

これはどういうことかというと例えば前の業種がピンサロなどで営業していた場合、求人媒体の審査が下りない可能性があるためです

求人媒体の審査が通らなければ、経営の難易度は途端に上がってしまう為、必ず確認するようにしましょう



・ビル前に看板が出せるか聞く

内見時にはビル前に看板が出せるか聞きましょう

基本的には問題ないのですが、たまに完全NGのテナントがあります

そういったテナントは集客の難易度があがるので必ず事前に確認しましょう



・カラオケの時間制限はないかなどを確認する

カラオケを入れる際は時間制限などないか確認しましょう

テナントによって時間制限があるテナントとないテナントがあります

例えば”深夜0時以降は禁止”、などです

事前確認しないと、思わぬ落とし穴になりますので気を付けましょう



・よさげな物件は内装屋も連れていく

よさげな物件は内装屋も連れて行きましょう

仲の良い内装屋がいない場合はやらなくても大丈夫です

なぜ連れていくのかというと、内装費がざっくりいくらぐらいかかるかわかるからです

内装がいくらくらいかかるかがわかると物件契約までのスピードが上がり、他社に取られることがなくなります

これは特に金額が大きくなるスケルトンで検討する場合に有効です

必須ではありませんが頼める知り合いがいたらぜひお願いしましょう



③調査する

内見に行ったら次は調査しましょう

ポイントは次の5つです

 

・行政書士にエリア要件を満たしてるか調べてもらう

・求人媒体の代理店に審査が通るか調べてもらう

・カード会社に審査が通るか調べてもらう

・競合がどれぐらいいるか調べる

・ターゲットのお客様や女の子はどれぐらいいるか調べる

 

行政書士にエリア要件を満たしてるか調べてもらう

これは物件契約時必ず行うようにしてください

どういうことかというとその物件が許可を取れる物件であるのかどうかを事前に行政書士に調査依頼するということです

 

実際にこのステップを怠ってエリア要件を満たさず許可が下りなかった例もあります

 

行政書士に依頼する場合は深夜酒類の場合と風営1号取る場合でエリア要件を満たしてるかどうかを調査してもらうようにしてください

 

基本的には深夜酒類の場合はどこでも許可が取れますが風営1号の場合はエリアによって取れるエリアと取れないエリアが分かれてきます

 

じゃあ深夜酒類の場合は調査しなくてもいいの?と思う方がいるかもしれないんですがそれは大きな間違いで

今後の法改正がどうなるかは誰にもわからないので、現状深夜酒類を取ろうと思ってる人でも風営1号に切り替えなければならないタイミングが出てくる可能性があります

なのでテナントを契約する段階でどちらの許可も取れる状態を確認してから契約しましょう

どちらの許可も取れれば、こういった法律的なリスクを避けることができますので必ず行いましょう



・求人媒体の代理店に審査が通るか調べてもらう

 

こちらも物件契約時には必ず行うようにしてください

なぜかというとすでにそのテナント自体が求人媒体のブラックリストに載っている可能性があり審査が通らない場合があるからです

例えばピンサロなどが前の業種として借りていると大手の求人媒体の出向がビル単位でNGになっている場合があります

僕の知り合いのケースでも実際にある事例です

 

なぜブラックリストに入ってしまうかというとピンサロはガールズバーと虚偽の記載をして掲載をするのでそれが求人媒体にバレている場合そこのビル自体がNGになってしまうからです

 

求人媒体はお店をやっていく中で非常に重要な要のポイントになるのでここは絶対に調査するようにしてください

なのでまず物件を契約する前に求人媒体の代理店と知り合いになっておく必要がありますので必ず求人担当者と打ち合わせを行っておきましょう

 

・カード会社に審査が通るか調べてもらう

こちらもできる限り事前に調査を行いましょう

これも求人媒体と同じようにビル自体がNGになっている場合があります

カード会社は複数あるのでそこのカード会社を選ばなければいいだけなんですが例えば特定のカード会社を使いたいとなった場合にはそこのビルの審査が通るかどうかのチェックをしないと後々ビルNGだった場合に困ってしまいますのでそういった場合は必ず事前に調査をしましょう

カード会社の担当者に調査を依頼すれば分かります



・競合がどれぐらいいるか調べる

めぼしい物件があった場合は事前に近隣の競合がどれぐらいいるか調べるようにしてください

 

これはなぜかというと周りに競合があれば経営が成り立っていると判断してき比較的成功しやすいからです

 

逆に周りに競合がもしくは少ない場合は経営が難しいと判断でき厳しい戦いが予想されます

 

あなた以外にもその土地でガールズバーをチャレンジしてる人は今まで何人もいると思った方がいいです

 

その上で今の競合の数になっているので、店舗数が多ければ多いほどそれだけ成功している店舗が多いという風な判断をしていくというのが合理的です

 

あるあるなのが店舗が少ないから競合がいない=楽勝だろうと思っている人が結構多いんですがこれは相当間違えていて

うまくいってないから店舗が少ないんですよね

 

実際にうちのグループでも競合の店が少ないエリアでも出店しているんですが、やはり集客や求人が段違いに難しいです

もちろん穴場的なエリアはあります

 

しかしこれは今まで法的な問題だったり条件的な問題でそこに出せなかったなど非常にレアなケースなので

初めての方が見つけることはほぼ不可能に等しいです

 

なので競合がまず多いところというのを目安に探していくと実際に経営し始めた時は周りに競合が少ないエリアよりは経営がイージーになる傾向にあります

 

言ってることはすごく簡単なこと言ってるんですがこれが理解してもらえない人も数多くいるということなんですよね

 

すごい簡単なんですが飲みに行くお客様が多いエリアと少ないエリアどっちが成功しやすそうですかって聞かれた時に多いエリアだと思いませんかという話なんですよね

 

店舗が多いエリアには女の子も多く集まっていますお客様も集まっています

じゃあどっちで経営するべきかとなったら多い方ですよねというすごくシンプルな話になります

 

その分競合が多くて大変じゃんという意見もあると思うんですが、そもそもの話周りの競合にすら勝っていけない実力で、集客と求人が成り立っていないエリアを開拓していくなんて無理な話なんです

 

なので初心者ほど競合が多いエリアで差別化を図ることを考えていきましょう

競合がないエリアでニーズの開拓をするよりも競合が多いエリアで差別化を図る方が簡単です

 

またこの競合を調べる時のポイントとして差別化も並行して考えていきましょう

 

例えばどういうことかというと大概のお店がネットの集客に非常に疎いんですよね

 

例えば駅名+ガールズバーなどで検索した場合にGoogleのビジネスプロフィールが出てくると思うんですが

 

そこにそもそもウェブサイトすら乗っけてないお店があったりWebサイトを載せていてもホームページに飛ばないお店があったり

 

他には口コミの件数が10件未満であったり

そういった店が多いエリアというのは比較的勝ちやすいエリアであると言えます

 

お客様は来る導線というのは看板かネットかその他ビラキャッチSNSなどしかありません

 

看板どこの店もありますがネットに対して力を入れるところはほぼないのでまずは競合をリサーチしながらネットにどれぐらい強い店が多いエリアなのかどうかも見るようにしましょう



・ターゲットのお客様や女の子はどれぐらいいるか調べる

 

めぼしい物件があった場合はターゲットになるお客様や、女の子がどれぐらいいるか調べましょう

 

これはどう調べるかというとGoogleでJスタッドマップというものを調べてもらうと各地域の人口の統計が調べられるので

それを使って調べてみてください

 

要はそもそもお客様となる人や働く女の子となる人がいなければお店はできないよねという話なんです

 

非常に分かりやすい話をすると例えば田舎町でおじいちゃんおばあちゃんしかない町で高級キャバクラを開くとどうなると思いますか?

 

非常に大変そうですよね

 

じゃあおじいちゃんおばあちゃんしかいない町でスナックを開くとしたらどうでしょう

頑張れそうな気がしませんか?

 

結局そういうことなんですターゲットとなるお客様や働く女の子がいるかいないかでお店がうまくいくかどうかが決まってきます

 

ものすごく簡単な話です

 

ですが多くの人はそこはあまり考えずに出店してしまうのでおじいちゃんおばあちゃんばかりしかいない町にガールズバーを出してしまったりといったミスマッチが起こるわけですね

 

それを防ぐためにこの人工の統計をちゃんと見ておくというのが必要なんです

 

エリアによって集まっている人の種類は違いますお金持ちばかり集まるエリアもあればお金はあまり持ってない人が多く集まるエリアもあります

 

若い人ばかり集まるエリアもあればおじいちゃんおばあちゃんばかりが集まるエリアもあります

 

よく考えてみればわかると思います

 

なのでそもそも勝ち目が薄い場所に出さないということですね

これが先ほどあげた競合がちゃんといるかどうかというのが一つの基準にはなるんですがそれとさらに人口の年齢別の統計を見ていくことでより確かなものとして物件選びを進めていくことができます

 

ちなみに人工統計を調べる時の一つの目安としては

25歳から49歳の男性人口で1キロ圏内に1万5000人以上の人口がいるエリアは集客が比較的楽なイメージがあります

それ以下だと難易度が一気に上がるイメージです

 

求人に関しては20歳から29歳の女性人口で2km圏内に2万人以上の人口がいるエリアは求人がまだ普通のイメージです1万人以下とかになるとかなり大変になるイメージがあります

 

実際に店で働く女の子のエリアの分布としては半径5kgから7kg圏内で通う女の子が一番多いので、その範囲での人口の統計も見ながら進めて行くのがおすすめです

 

もちろん人口の統計が多いからうまくいくといった単純な話ではないんですが1つの目安として考えてもらえると良いかと思います



④審査申し込み

次は審査申し込みについて説明します

ポイントは次の2つです

 

・落ちても問題ないように物件の候補を何個も持っておく

・事業内容は正直に書く

 

落ちても問題ないように物件の候補を何個も持っておく

良い物件を見つけたら内見して調査して審査申し込みをするかと思うんですが

 

審査というのは基本的に落ちるものだと思って臨みましょう

落ちるわけですからそもそもの物件の数がある程度ないといけないわけです

 

物件の審査というのは色々な理由で落ちます

例えば不動産屋との話し合いではオッケーだった条件が大家の判断ではNGになるケースで審査に落ちてしまったり

そもそも大家さんが業種への理解がなかったり

 

先に申し込みを入れている人がいたり

他の申請者との競争で負けてしまったり

申請者の属性が悪かったりするともちろん通りません



なのでコントロールできる要素もあるんですがコントロールできない要素も大いにあるので

審査というのは通ればラッキーといった気持ちでいることが大切です

 

この時に候補が1つしかないなどで審査に落ちてしまうと結構へこんでしまうので

元々落ちるもんだと思って何個も物件を見て何個も良い物件を見つけて審査を通していきましょう



・事業内容は正直に書く

次に事業内容は正直に書きましょう

よくある例で物件が見つからなくて虚偽の用紙を記載して申請を通してしまう人がいます

 

例えばガールズバーなのにカラオケバー書いて申請してしまうということですね

これは基本的にばれると思っておいてください

 

実際に僕の知り合いでカラオケバーと申請して強制解約になった例があります

そしてばれた後は基本的に退去することになります

 

そして退去する際はもちろん違約金がかかりますし現状回復費用がかかるので入居する際の虚偽の申請というのは非常にリスキーな選択になります

 

どうしても通したくて虚偽の申請をしてしまうんですよね

気持ちはめちゃめちゃわかるんですが絶対にやめましょう

 

正直に書いて通らないならばれたら余計にどうにもなりません

非常によくあることですが絶対にやめましょう




⑤契約

次は契約について説明します

ポイントは次の8つです

 

・フリーレントの交渉をする

・家賃の発生日をチェックする

・契約書に不明な項目が無いかチェックする

・普通借家か定期借家か再度チェックする

・設備の修繕範囲をチェックする

・違約金の発生条件をチェックする

・退去時の申請はいつまでにするのかチェックする

・退去時の原状回復の内容をチェックする




・フリーレントの交渉をする

申し込み時は必ずフリーレントの交渉をしましょう

フリーレントとは、契約後に何か月までは家賃が発生しませんよという契約です

 

どの物件でもだいたい1~3ヵ月はつくケースが多いです

なぜかというと、大家さんもオープンまでに時間がかかることや売り上げが無いことをわかっているからです

 

なのでフリーレント交渉をされるのは当たり前と考えているので必ず交渉しましょう

 

審査が通り申し込み時「オープン準備の為に3ヵ月ほど必要で、その間のフリーレントお願いできませんでしょうか?」

と一言言えば大丈夫です

 

また、物件によってはフリーレントが通らない場合もあります

その場合の裏ワザとして、契約を引き延ばすといった手もあります

 

これはケースバイケースですが、

例えば12月5に契約したとして、契約日を1月1日にしてもらい、その間は業者の出入りができるようにするなどすることによって実質フリーレントみたいなことができるようになったりもします

 

もちろん大家側との信頼関係が一番大切なので、信頼関係を崩さないように配慮しながら進めましょう



・家賃の発生日をチェックする

家賃の発生日はいつからになるか必ずチェックしましょう

契約日からになるのか、引き渡し日になるのかなどです

 

1日分の家賃が違えばコストも変わってくるので、家賃の発生日は必ずチェックしましょう



・契約書に不明な項目が無いかチェックする

契約書に不明な項目が無いか必ずチェックしましょう

 

特に「一般的な内容なので大丈夫です」や「リーガルチェック済みなので問題ありません」など言われた場合は要注意です

もちろん言っていることが本当の場合もありますが、もし営業トークの場合は損するのは自分なのでどんな場合でも契約書の内容はチェックするようにして下さい

 

自分のことは自分しか守ってくれません、

 

・普通借家か定期借家か再度チェックする

普通借家か定期借家か再度チェックしましょう

契約形態のチェックは必ず必要です

 

ちなみにそれぞれどういう契約か説明しておくと

普通借家は契約が自動で更新される契約

定期借家は契約が一度切れる契約になります

 

定期借家の場合は一度契約が切れ、更新したい場合は再契約になりますので、特に借りる側としては退去する可能性もある契約になります

 

実際に定期借家の物件で、更新しようとしたら大家が世代交代でこれから夜系の職種には貸さないといった方針転換から退去せざるを得なかったケースもあります

 

チェックを怠って認識違いなど起こると途中退去せざるを得ない場合が発生するので、契約形態に間違いがないか必ずチェックしましょう



・設備の修繕範囲をチェックする

設備の修繕範囲は必ずチェックしましょう

大前提として建物の設備は貸主がメンテナンスを行い、造作物は借主が行います。

そのうえで、実状にあわせて特約等で調整をしていきます。

 

一番重要なのはエアコンなどの空調設備です。

 

これが設備なのか、前入居者が残していった残置物なのかによっても違います。残置物の場合は修理や処分まですべて借主負担が原則です。

 

設備であっても日々のメンテナンスは借主負担ということも多いです。そして、メンテナンスの不備で故障した場合、修理は借主負担となることもあります。

 

こういった場合は以下の内容を事前に確認してください。

 

・具体的にどのようなメンテナンスを年に何回行えばいいのか。

・前入居者のメンテナンス履歴を見せてもらえるかどうか。

・修理費が一定の金額を超えたら、修理不可と判断し貸主負担で設備の入替をしてくれるのか。

 

などを確認しましょう

貸主の立場になってみればわかりますが、向こうもなるべくお金はかけたくないわけです

なので契約上借り手側が不利になるような契約になっている場合があるので注意しましょう



・違約金の発生条件をチェックする

契約書には違約金という項目が必ずあります

この点を必ずチェックしましょう

 

特によくあるケースとして、契約後になんらかの事情があり、契約を取り消すとなった場合です

 

この場合は基本的には契約書通りになりますが、その場合でも事前にどうなるのか聞いておきましょう

 

契約を取り消すケースなど考えられないかも知れませんが、例えば内見時にはわからなかったが、もう一度来てみたら近くにホームレスが大勢住み着いていたなど、契約後に発覚するケースなどもよくあります

 

その場合契約の解除も検討するかと思いますが、事前にその可能性を考えないまま契約してしまうと契約書上の取り決めに従って進むことになりますので注意が必要です

 

なので違約金の発生条件は事前に必ずチェックしておきましょう



・退去時の申請はいつまでにするのかチェックする

物件は契約したら、いつか退去する日が来ます

その時に備えて、契約前に退去する場合はいつまでに申請が必要なのか必ずチェックしておきましょう

 

3ヶ月前申請、6ヶ月前申請、12ヶ月前申請など物件によって様々です

 

これを理解しないまま進めると、事業がうまくいかなくなってから6ヵ月後に退去で無駄に家賃の6ヵ月分がかかるなどして非常に大きい損失になります

 

なので万が一経営状態が悪くなった時にベストの条件で撤退することができるように退去申請はいつまでにするべきなのか必ずチェックするようにしましょう



・退去時の原状回復の内容をチェックする

退去時の原状回復の内容を必ずチェックしましょう

原状回復とは何かというと、内装工事をしたらそれを取り壊して元に戻してから返して下さいねという内容です

 

ここの項目をきちんとチェックしておかないと、退去時に余計なお金がかかってしまうということです

 

退去する場合は主に経営不振で退去する場合が多いと思います

その場合に内装の解体などで費用がかかってしまうと痛いですよね

 

なのでその費用を最小限に抑えるために、原状回復がどれぐらいまで必要なのかをチェックしておこうということなんです

 

完全に元に戻して欲しい物件もあれば、次も同業者を募集するためそのままで大丈夫といった物件もあります

 

物件によって様々ですので必ずチェックしましょう




5.オープン準備

出店計画を立てたら次はいよいよオープン準備です

 

オープン準備は次の11項目です

 

一応わかりやすくする為に番号を振っていますが、あくまで基本的な流れになり、

Aが終わったらBのような形で、終わり次第進めていくものが多いです

なので順番は気にせず、終わった順でこなしていきましょう

 

一つずつ説明していきます

 

①契約金振込後にやること

②カギ受け取り後にやること

③水回り工事中~完成後にやること

④内装工事中にやること

⑤飲食店営業許可の申請後にやること

⑥求人媒体申請後にやること

⑦飲食店営業許可が降りたらやること

⑧電話番号決定後にやること

⑨内装完成後にやること

⑩キャストやスタッフの入店が決まったらやること

⑪オープン2週間前~当日までやること



①契約金振込み後にやること

契約金振込後にやることは次の9項目です

・ネット回線の申し込み

・防火管理責任者の講習予約を取る

・店名を決める

・オープン日を決める

・保険に入る

・行政書士に打合せ依頼する

・内装屋に打合せ依頼する

・カラオケ業者に打合せ依頼する

・看板デザイン打合せ依頼する



・ネット回線の申し込み

あらかじめ事前に決めておいた所に連絡し、ネット回線を申し込みましょう

今後ネット回線や電話番号などはあらゆる場面で必要に必要になるので1日でも早く申し込みましょう

 

・防火管理責任者の講習予約を取る

テナントが決まったら防火管理責任者の講習を申し込みましょう

申請書に資格を取るテナントの記入欄があるため、基本的にはテナントが決まってから取ることになります

申し込んだ後、会場で2日間の研修を受け、その後資格証を受け取ります

講習の日程が1~2ヵ月空いてない場合があるので早めに申し込んでおきましょう

 

・店名を決める

店名を決めましょう

今後やっていく店名になります

 

・オープン日を決める

オープン日をいつにするか決めましょう

「オープン日はお店の準備が終わってからだ!」

とする人もいますがおすすめしません

なぜかというと、基本的にダラダラと間延びするケースが多いからです

間延びすればその分お金もかかります

 

どういう場面で間延びするかというと

・内装が終わらない

・許可取りのスケジュールが遅れる

・必要なものの取り揃えに時間がかかる

・自分自身の行動が遅れる

・女の子が集まらない

・管理スタッフとの連携がうまくいかない

 

など、遅くなる要因はいくらでもあります

面白いのは、放っておくと間延びはしても前倒しには決してならないということです

 

なのでオープン日を決めて外部に発信する必要があります

まわりを動かすと言った意味でも、自分を動かすと言った意味でも非常に重要です

なるべく早くやるでは何の意味も無いということです

 

オープン日を決めれば誰にとっても何日かはっきりするので

内装業者に催促することや、スケジュールの逆算や、集めなければいけない人やモノの緊張などが高まり、ムダに予定日をすぎるようなことが減ります

 

自分に対してのプレッシャーもかかるので環境づくりといった面でも効果的です

 

遅れれば遅れるほどコストかかりも雰囲気も悪くなっていくので、そうならない為にオープン日は必ず決めましょう



・保険に入る

火災保険などの加入申し込みをしましょう

テナントは契約時以降から起きたトラブルに関してはもちろん借り手側の責任です

 

例えば内装工事中に水漏れが起きて下の階が浸水した場合などももちろんこちらの負担になります

 

そういった場合の賠償額は非常に大きなものになり、金額によっては一瞬で予算が吹き飛び継続が困難になります

 

そうならない為に、保険には必ず入っておきましょう

 

入り方としては、不動産屋の紹介や自分で探しても良いかと思います

3〜5万円ほどで加入できるので忘れずに入っておきましょう



・行政書士に打ち合わせ依頼する

許可を取得する為に行政書士に打ち合わせ依頼をしましょう

店舗の中を見てもらい、必要備品や必要内装を聞き、最優先で必要なものを揃えます

 

ここが遅れれば許可取りのスケジュールが遅れ、全てが遅れる為、必ず最速で依頼しましょう

 

許可取りはまず飲食店営業許可を取り、その後深夜酒類か風営1号を取ると思うので、行政書士に相談しながら進めましょう

 

飲食店営業許可で必要なものの一例を挙げておきます

もちろんエリアによってズレがあるので、必ず行政書士に確認しましょう

 

・店名

・電話番号

・住所

・賃貸借契約の写し

・(法人の場合)登記事項証明書

・(又貸しの場合)使用承諾書や業務委託契約書

・キッチンと客室を分ける扉の設置(スイング扉)

・冷蔵庫&温度計

・給湯設備があること(お湯が出ること、電気温水器orまたはガス湯沸かし器がある、)

・水質検査成績書(ビルが貯水槽の場合、だいたい5F以上のビルの場合に多い)→管理会社か大家さんに依頼する

・本籍地入りの住民票(マイナンバー省略)

・メニュー表(申請時に添付する必要あり)

・食品衛生責任者番号&手帳(なければその理由、現在取得中など)

・固定の手洗い設備があること(シンクなどと別で)

・2槽以上のシンクがあること

・蛇口の形状がひじや足、センサーで操作できるもの(手指を使わないもの)→例えばうちだとひじで閉めれるように長めのレバーをつけています

・扉付きの食器棚(扉が付いてないとダメ)

・フタ付きのゴミ箱(フタが付いてないとダメ)

 

という感じに揃えていく必要があるので、一つ一つやっていきましょう



・内装屋に打ち合わせ依頼する

内装屋に打ち合わせ依頼しましょう

打ち合わせがどれだけ早くできるかでその後のスケジュールが大きく変わってくるので最短でアポ取りしましょう

 

・カラオケ業者に打合せ依頼する

カラオケを入れる場合はカラオケ業者に打ち合わせ依頼しましょう

基本的に内装のスケジュールに合わせて進めていきますが、どこにどんな感じでスピーカーやモニターなどを設置するかは事前に決めておく必要があるので、最初の時点で打ち合わせを入れましょう



・看板デザイン打合せ依頼する

看板デザインを業者に頼む際は打ち合わせ依頼をしましょう

店前に置く看板ぐらいならネット上で完結できますが、ビルの袖看板などをつけるとなったら基本的に業者との打ち合わせが不可欠になります

業者のスケジュールによって施工スピードが変わってくるので、こちらも早めに打ち合わせのアポ取りをしておきましょう





②カギ受け取り後にやること

 

カギを受け取った後にやることは次の12項目です

 

・合鍵作成

・キーボックスの購入

・電気水道の開通

・設備が正常に使えるかチェック

・導線設計を考えておく

・行政書士と打ち合わせ

・内装業者と打ち合わせ

・カラオケ業者と打ち合わせ

・おしぼり業者に打ち合わせ依頼する

・オープンの張り紙を出す

・名刺を頼む

・備品、消耗品の用意

 

・合鍵作成

合鍵は必ず作っておきましょう

マスターキーは自分が管理し、普段使うかぎは全てスペアにしましょう

 

なぜかと言うと、マスターキーを無くした場合、退出時に紛失代を請求されたりでムダな費用がかかる為



・キーボックスの購入

キーボックスとは暗証番号で開けられるカギを入れる箱です

これを入り口の扉につけておくことで、暗証番号を知っていれば誰でもお店に立ち入りができるようになります

 

これが無いと、内装業者などが来た時に毎回自分が立ち会いしなければならなかったり、自分が明らかに必要ではないのにお店の鍵を開けるためだけに店に行かなければならなくなるので非常に不便です

 

キーボックスを買っておくと、番号を伝えるだけで勝手にお店入って作業してもらえるので、作業効率が非常にアップします

 

2〜3000円なので必ず購入するようにしましょう



・電気水道の開通

電気と水道の開通依頼をしましょう

これは言わずもがな必須ですね、必ずすぐにやりましょう



・設備が正常に使えるかチェック

設備が正常に使えるかチェックしましょう

エアコンや換気扇など、設備系は全般チェックしましょう

もし万が一壊れていたら修理や買い替えが必要です

設備であれば大家さんが負担してくれ、残置物であればこちらで修理しなければなりません

内見時に見落としているポイントは多々出て来ますので、必ず一通りチェックしましょう



・導線設計を考えておく

内装屋との打ち合わせ時までに営業の導線設計を考えておきましょう

導線設計とはどのような流れでお客様が入ってきて、どのような流れで会計して帰っていくのか

女の子がどのような流れでドリンクを作りお客様に提供するのかなどです

 

流れが決まっていないと、内装の打ち合わせ時にもたつきオープンまで余計な時間がかかる為

 

・実際にお客様が入って来てから帰るまでの導線

・従業員が出勤して来てから退勤するまでの一連の流れ

をイメージしておきましょう



・行政書士と打ち合わせ

行政書士と打ち合わせ時には、必要物品などを改めて確認し、言われたものを揃えていきましょう

 

エリアや物件契約形態によって揃えるものが違うので、必ず行政書士に確認しながら進めていきましょう

 

内装業者と打ち合わせ

打合せでは、どういうイメージで作って欲しいか伝えましょう

カウンター、壁、天井、床、バックルーム、トイレ、キッチンなど

また壁紙、天井などの張り紙は防火仕様でないと許可が出ない為、絶対に素人に任せないようにしましょう

 

まず飲食店営業許可を取る必要があるため

水回り(キッチン、トイレ)優先で施工してもらいましょう

ここが進まないと他が進まなくなってしまいます

 

カラオケ業者と打ち合わせ

打合せ時にスピーカーの位置、モニターの位置など確認しながら決めましょう

 

契約プランなどもここで決めるかと思いますが

基本的には安いものを契約するのがおすすめです

安いものを使って行って不便があればグレードの高いものにしていく流れの方が良いです

 

最初からグレードが高いものを使ってしまうと、必要最低限がどこまで必要なのかがわからなくなってしまうので、そこまで強い希望がないようだったらまずは安いのからスタートしてみてください



おしぼり業者に打ち合わせ依頼する

業者の説明でも言いましたがおしぼり業者と打ち合わせした時に

おしぼり自体をまずどうするか決める必要があります

 

布おしぼりか、紙おしぼりかですね

 

布→いわゆるどこでも出てくるおしぼり、毎月1万ぐらいの月額料金

紙→安っぽいが、使う分には問題無し、都度発注なので変動費になる

 

という感じです

ちなみにうちのグループだとおしぼりは紙おしぼりにしています

変動費になる為です

布のおしぼりだと安っぽさがないのでお店の雰囲気によって決めてみてください

 

・オープンの張り紙を出す

オープン日が決まったらオープンをする旨の張り紙を一目がつくところに貼りましょう

 

これを一番最初に貼っておくことによってそれ以降は全く手間はかからず自動で集客ができる可能性が出てくるので必ずやりましょう

例えば借りたビルのエレベーターホールに張り紙などを出したりといった形です

 

そうすると自動的に見られるようになり手間をかけずに認知を広められるので非常におすすめです

 

これの非常に良いメリットとしては同業者が宣伝してくれるということです

 

よくある例としては

あそこの3階は今度ガールズバーできるらしいよみたいな感じで行ってもらえるので知らず知らずにお客様に認知ができるようになっていきます

 

逆にそういったもの一切出すのやまま営業がスタートしてしまうと、営業がスタートした後に認知を取っていかなければならないのでその分認知の広がりが遅くなってしまいます

 

周りの同業者なども工事をしていれば普通は気づくのでひと手間にはなりますが必ずやりましょう

 

内容としてはガールズバー〇〇何月何日オープン

みたいな形でどんなお店がいつからやるのかだけでもいいので書きましょう

 

・名刺を頼む

この段階で名刺を頼んでおきましょう

名刺は今後出会う業者に対してだったり、近隣のお店に挨拶に行くためにだったり様々な場面で必要になります

 

後回しにしがちな名刺ですがなるべく早めに用意し、初めて出会う方にもちゃんと名刺が切れる状態でいましょう

 

名刺自体はネットで頼めば3~4日ほどで出来上がります



備品、消耗品の用意

用意できる備品はこの段階で全て用意しておきましょう

後からでも買えるものがありますが、中には時間がかかるものがあるので、まとめて買うことがおすすめです

 

具体的にどんな備品や消耗品を仕入れたらいいかわからないと思うので、公式ラインの無料特典で開業時に必要な物品リストというのがまとまっていますのでぜひ追加しておいてください




③水回り工事中~完成後にやること

 

水回り工事中~完成後にやることは次の5項目です

 

・行政書士に言われた物を全て用意していく

・許可申請用のメニュー作成

・ガスの開通依頼

・保健所に飲食店営業許可の申請

・行政書士の指示通りできているか最終チェック

 

・行政書士に言われた物を全て用意していく

行政書士との打ち合わせが終わったら言われたものを全て用意していきましょう

 

ここはどれだけ早く揃えられるかで許可が下りるスピードが変わってくるので最優先で揃えるようにしましょう

 

ちなみに僕の失敗談ですがお店に冷蔵庫入れようと思ってメルカリで買ったところ2週間かかってしまいその分許可取りが遅れたことがあります

 

そういったことにならないように皆さんは気をつけましょう



・許可申請用のメニュー作成

許可申請用のメニューを作っていきましょう

これは行政書士に依頼すれば基本的には代わりに作ってくれるかと思います

許可を取る際に必要最低限の内容のメニューを作ってくれます

そしてこのメニューは今後様々な許可を取っていく時に使えますので必ず残しておきましょう

例えば飲食店営業許可はもちろん深酒の届けでふうえいちごの許可求人媒体の審査などあらゆる場面で必要になってきます

もし仮に自身で作成する場合は申請用なのでデザインは適当で大丈夫です

僕自身もメニューは自分で作っています、Googleスライドというものを使って作っています



・ガスの開通依頼

ガスの開通依頼をしていきましょう

これは飲食店営業許可を取る際店内の調査があるのですが、その際にお湯が出ないと許可が下りないためです

なので早めに開通依頼をしましょう

開通までには約3~4日かかるかと思います、基本的には立ち合いが必要になるので覚えておきましょう



・保健所に飲食店営業許可の申請

水回り工事の完成の目処がついたら保健所に飲食店営業許可の申請をしましょう

これは行政書士かもちろんやってくれます

ただ申請をした後いつ店内のチェックをするかを聞かれますのである程度水回り関連、トイレやキッチンの完成の目処がついた段階で申請するようにしてください



・行政書士の指示通りできているか最終チェック

水回り関連の工事が終わったら必ず自分でチェックしましょう

抜け漏れがある場合があるので、自分でチェックすることが大切です

もしくは行政書士とビデオ通話をして店内を軽く見てもらうなども有効です

僕の場合は早く確実に終わりたいので行政書士にビデオ通話をつないで中を見てもらってO問題ないと言われたらOKとしています



④内装工事中にやること

 

内装工事中にやることは次の3項目です

 

・カラオケ、スピーカーの設置

・18歳未満入店お断りのプレート設置

・20歳未満の方へのお酒の提供はしませんというプレートの設置

 

カラオケ、スピーカーの設置

カラオケを入れる際は、内装工事中にカラオケ業者に来てもらい設置しましょう

事前の打ち合わせがきちんと済んでいる場合は特に立ち会いは必要ありません



18歳未満入店お断りのプレート設置

18歳未満入店お断りプレートの設置は許可を取る上で必須になります

これは深夜酒類でも風営1号でも変わりません

店内と店外のお客様が見えるところに掲示しましょう



20歳未満の方へのお酒の提供はしませんというプレートの設置

これも許可を取る上で必須のプレートになります

同じように深夜酒類でも風営1号でも変わりません

店内と店外のお客様が見えるところに掲示しましょう




⑤飲食店営業許可の申請後にやること

 

飲食店営業許可の申請後にやることは次の5項目です

 

・無料求人媒体の掲載

・有料求人媒体の打ち合わせ依頼

・求人用公式LINEの開設

・店用メールアドレスの用意

・酒屋と打ち合わせ依頼



・無料求人媒体の掲載

無料求人の媒体を片っ端から掲載しましょう

代表的なところで言うとIndeedなどです

その他にもガールズバー求人などで出てくるところは片っ端から無料で掲載できるものは掲載しましょう

ガールズバー以外ではコンカフェや居酒屋のバイトなどでも出てくるような無料媒体で掲載しましょう

無料媒体自体は反応が薄いのですがたまに無料でも応募がなります

数字は小さくても一つ一つ積み上げていくことによって大きなものになりますので必ずやりましょう



・有料求人媒体の打ち合わせ依頼

有料の求人媒体の打ち合わせ依頼をしましょう

お店は女の子はいないと成り立ちません

なので求人に全力を注いでいくことが大切です

 

求人の成功=お店の成功と言ってもいいぐらい重要です

女の子が集まらないと話にならないのでここは全力でやりましょう

 

基本的には予算がある限り色々載せてみてください

その中で結果が出た媒体を残していくという作業になります

最初の予算案としては50万円から100万円はかけた方がいいかと思います

 

特にオープン初期は、オープニングスタッフと載せれる為、あまりお金をケチらずガンガンかけていくことがおすすめです

 

女の子は色々な求人媒体で見るので複数の媒体に出向しておくことが良い求人を集める上で重要なポイントです

 

各求人媒体のプランですが、1サイトで高いプランを選ぶより一番低いから中ぐらいのプランを複数サイトかける方が効果が高い傾向にあるので特に強いこだわりがなければ複数サイト乗せてみてください



・求人用公式LINEの開設

求人用の公式LINEを開設しましょう

これは主に求人媒体に載せる用のアカウントとして使えます

応募してくれた女の子とのやり取り専用ということです

 

よく個人のアカウントで運用している人がいますが

不信感を抱かれ応募率が下がるのでやめましょう

 

管理者を複数入れることもでき応募者の情報共有もできるので非常におすすめです

 

・店用メールアドレスの用意

店用のメールアドレスはこちらも基本的には求人募集のメール募集についての対応で使います

 

例えば僕の店の場合だとGmailでお店専用のメールを作り

そのメールを責任者と僕がログインして応募情報を共有しながら進めています

 

これによって応募が来たらすぐ対応することができるので非常におすすめです

よかったら使ってみてください

 

・酒屋と打ち合わせ依頼

酒屋と打ち合わせの依頼をしましょう

実際に契約するまでに1~2週間そこからグラスなどの物品が届きます

在庫状況によって時間がかかる場合があるのでなるべく早く打ち合わせをしておきましょう

どんなお酒を用意したらいいかはここにはちょっと書ききれないので特典を見て参考にするようにしてください




⑥求人媒体申請後にやること

 

求人媒体の申請後にやることは次の5項目です

 

・公式求人ページの用意

・ホームページ作成

・店までのアクセス動画撮影

・SNSの開設

・面接書類の用意

 

公式求人ページの用意

これは用意しない人が大半ですが絶対に用意した方がいいです

 

どういう内容を書くかと言うと、お店の実際の内装はもちろん、女の子同士の雰囲気がわかる画像や動画、実際のお給料のシステム、仕事の1日の流れ、お店のスタッフはどんな人なのか

 

など、求人媒体では文字数的に書ききれないものでも公式の求人ページを用意することによって女の子にもれなく伝えることができるので非常におすすめです

 

やる気のある女の子ほど求人募集を見た後必ずSNSやブログ公式の求人情報を見て他店と比較します

 

その中で良さそうな店で応募するので必ず用意しましょう

公式求人ページを作ると言っても、簡単に素人でもできるサイトがあるのでそういったものを使いましょう

 

僕の店ではエキスパというサイトを使って自作しています毎月5000円ぐらいです

簡単に自分の好きなようにカスタマイズできるのでおすすめです



ホームページ作成

ホームページは集客と求人用で必要になってくるので必ず作成しましょう

お客様が見るのはもちろん、お店で働こうか考えている女の子も見ます

 

・どんな店か

・どんな子がいるのか

・ブログが更新されているのか

などを総合的に見てお客様が来店したり応募がしてきたりするので非常に重要です

 

逆にこのホームページがないと

お客様もどんなお店かわからず来店にも繋がらないですし

応募に考えている女の子もどんなお店かわからないので応募に繋がりません

 

なので必ず用意しましょう

用意する場合は基本的には業者に依頼しましょう

 

毎月タダで作れるところもあれば1万円から3万円ほどかかるところもあります

ちなみに僕の場合だとポケパラという会社に任せています



店までのアクセス動画撮影

お客様や女の子がお店に来ようとした時に駅からどう行けばいいかがすぐわかるようにするためアクセス動画を撮影しましょう

撮り方としてはめちゃめちゃ簡単で動画を回しながら自分が駅から降りてお店まで行くところを撮影するだけです

 

動画を撮ったらそれをYouTubeにあげておきましょう

そうすることで今後は動画のURLを貼るだけで迷うことなく来れるようになります

 

逆に動画を撮っていないと道に迷っている人がいた場合にいちいち行動で説明したり時間が取られてしまいますので撮っておきましょう

またお店までのアクセス動画は様々な場面で使えるので必ず取っておきましょう



SNSの開設

SNSのアカウントは集客や求人として使うようになっていきます

特に今後の大きな流れとしては必須になってきますので必ず用意しましょう

 

お店の様子だったりそこで働くスタッフや女の子がどんな人なのかが分かればお客様も来やすいですし女の子も安心して応募することができます

 

求人媒体だけでは見えない部分がSNSに載せられるのでまずはアカウントを開設し少しずつ育てていきましょう

 

面接書類の用意

今後面接が来た場合に備えて面接の書類を用意しておきましょう

代表的な書類だと

 

・キャストの給料システム

・スタッフの給料システム

・履歴書

・従業員名簿

 

などになるかと思いますので事前に用意しておきましょう



⑦飲食店営業許可が降りたらやること

 

飲食店営業許可が降りたらやることは次の2項目です

 

深夜酒類の届出をす or風営1号の申請をする

カード会社と契約する



深夜酒類の届出をする

深夜深酒の届け出をする場合は、飲食店営業許可が降りたら届け出をしましょう

行政書士に言えばやってもらえます

届け出が終わったら約2週間後に営業が可能になります



風営1号の立入り検査申請

風営1号を取る場合は、立ち入り検査の申請をしましょう

これも行政書士に言えばやってもらえます

警察にもスケジュールがあるのである程度余裕を持って申請をするのがおすすめです

飲食店営業許可が

1週間や場合によっては2~3週間遅れる場合もあるので、目処が立った段階で早めに立ち入り検査の申請をしましょう



カード会社と契約する

会計時にカードを使うと思うので、早めのタイミングでカード会社と契約しましょう

契約するカード会社によりますが、1〜4週間はかかりますので早めに契約しましょう





⑧電話番号決定後にやること

 

電話番号決定後にやることは次の4つです

 

店用ハンコの作成

固定電話の設置

ティッシュの発注

派遣会社との契約



店用ハンコの作成

店用のハンコを作成しましょう

必要な項目は、店名、電話番号、住所、インボイス番号があればインボイス番号を載せることになります

 

固定電話の設置

固定電話はドンキなどでも売っているので買って設置しましょう

 

ティッシュの発注

ティッシュなどを配るようだったらこのタイミングで発注しましょう

デザインの中身に電話番号を入れる為です

ティッシュなどはかなりアナログですが、新規の集客では効果を発揮しますのでぜひやってみてください

 

派遣会社との契約

派遣会社と契約しましょう

業者説明の部分でも話しましたが、契約しておいて損はないので必ず契約しましょう




⑨内装完成後にやること

内装が完成したらやることは次の8項目です

 

店内写真の撮影

グーグルビジネスプロフィール登録

掃除全般

ビールサーバーの設置

イスの用意

グラスの用意

キャストや管理スタッフの面接

テーブル管理、会計管理、収支管理システムの導入



店内の撮影

店内写真はホームページや求人媒体など様々な場面で使うので必ず撮っておきましょう

店内の動画なども撮っておくとお客様や応募する子がイメージしやすいのでこれも合わせで取っておきましょう

 

グーグルビジネスプロフィール登録

GoogleビジネスプロフィールとはGoogleを検索すると一番上に出てくる店舗一覧のところになります

ここに自分のお店を登録しましょう

Googleビジネスプロフィール登録などと調べれば出てきます

ここにウェブサイト電話番号営業時間などの基本情報を絶対載せましょう

お客様は基本的にエリア名+ガールズバーなどで検索してこのGoogleプロフィールの部分を見て最初の判断をします

ちゃんとホームページがあるのか更新されているのか口コミがちゃんとあるのかなどを見て来店するかどうかを決めてます

分かれば非常に簡単ですがここに載せないお店が大半ですやるだけで差別化になるので必ずやりましょう

 

掃除全般

内装工事が終わったら至るところが埃まみれになってるのでまずは一度掃除しましょう

お店を実際にオープンする前に掃除するのですがこの段階で一度掃除をし全体的なイメージを確認するという感じです

 

ビールサーバーの設置

ビールサーバーは酒屋に取り付けに来てもらいましょう

実際にビール業者が来て設置が行われるまでに1週間ほどかかります

 

イスの用意

お客様が座る用の椅子を用意します

僕の場合は楽天などで2個セット8000円ほどの椅子を使っています

店内の広さに応じて何個椅子を用意するか決め買いましょう

 

グラスの用意

内装完成後にグラスの用意をしましょう

埃がかぶってしまうので基本的には掃除が終わってから用意をした方が良いです



キャストや管理スタッフの面接

面接前に一度シミュレーションを行ってください

実際にどんな流れでどんな内容を話すのかなどイメージするということです

 

例えば僕のお店の場合だと

・挨拶

・ヒアリング

・給料システムの説明

・業務の流れの説明

・店内の場所の説明

・在籍キャストに紹介

 

大まかにこのような流れで行っています

大切なのは女の子や管理スタッフが面接に来た時このお店いいな働きたいなと思ってもらえるように動くということです

女の子や管理スタッフの入店動機・は大きく3つあります

 

・お金

・人間関係

・成長

 

の3つです

 

お金が稼げそうだなあと思ってもらえたり

楽しそうだなあと思ってもらえたり

自分にプラスになりそうだなと思ってもらえること

 

ができれば入店率は大きく上がります

なのでどのようにしたら正解という流れはありませんが

面接を受けに来る女の子やスタッフがいいなと楽しそうだなと思ってもらえるような流れ作りが大切です

 

逆に言えば

今あげた3つがどれも叶いそうにない職場はなかなか入りません

お金が稼げなさそうだったり、雰囲気がピリついていたり、毎日ただ同じことをやっていて成長が見込めなさそうな職場だな、と判断されてしまうと入店は難しいです

 

そうならないような導線設計を作りましょう

またキャストの在籍数ですが1日の出勤が5人だとしたら最低でも10人~15人は在籍を集めましょう

在籍の何人中何人が出勤するのかはお店の腕次第ですが、ある程度の目安としてこれぐらいの人数は最低限集めましょう



テーブル管理、会計管理、収支管理システムの導入

ビジネスモデルの準備の時に検討したテーブル管理のシステム、会計管理のシステム、収支管理のシステムを導入していきましょう




⑩キャストやスタッフの入店が決まったらやること



キャストやスタッフの入店が決まったらやることは次の5項目です

 

・グループLINEの作成

・お客様が入ってから帰るまでの流れを作る

・禁止事項を作成する

・従業員名簿の用意

・シフトを取っておく



グループLINEの作成

全体の周知事項のためにグループLINEを作成しておきましょう

イベントの告知や全体で知っておかなければならないこと、店のシステム変更やその他の周知事項で使います

お店のマニュアルをGoogleドキュメントなどで作っているようだったらそこのURLをグループLINEに貼っておくと便利です

ちなみにうちのお店の場合だとお店のグループLINEにマニュアルを貼っており新人の女の子はお店のグループLINEに入るだけで

お店の業務が一通りできるようになります

非常に便利なのでよければ使ってください



お客様が入ってから帰るまでの流れを作る

キャストやスタッフに説明するためお客様が入ってから帰るまでの流れを作ることは必須です

うちのお店の例で言うと全部で9STEPに分かれています

 

お客様が来店したら

接客中

複数客についたら

ヘルプに着いたら

交代の時間になったら

お時間になったら

お会計になったら

お見送り

お客様が帰られたら

 

といった感じでそのフェーズごとに何をするべきなのかを書いています

 

例えば次の画像のようにお客様のお酒の作り方も画像で説明し分かりやすくしています

 

🔻お客様のお酒を作る

 

もちろん最初のうちは文字だけでも構わないので大まかな流れを作っておきましょう

具体的にどんな作ったらいいかわからない人は公式ラインの無料特典で、僕が開業初期に使用していたお客様が入ってから帰るまでの流れをまとめたファイルがありますのでぜひ追加しておいてください

 

まずは女の子や従業員が実際の営業に入った時に迷ってしまうので最初のたたき台としてのイメージを作っておくことが重要です

 

禁止事項を作成する

禁止事項というのは従業員にやってもらいたくないことを書き出すということです

これがないと従業員がお店としてはやっていけないことをやってしまったり最悪法令違反で逮捕などもあるので必ず作りましょう

用意することでそういったことの抑止力になりトラブルも減ります

 

作り方は3ステップです

1.まず手書きでもいいので何をするか書き出しましょう、ふせんなどで書くのがおすすめです

2.次にそれを整理しましょう

3.それをワードやGoogleドキュメントスマホのメモ帳などでもいいので打ち込んで印刷しましょう

 

特に大切なことは法令違反をさせないことです

お店がなくなってしまっては元も子もないのでまずはここを最低限のラインとして整えましょう

 

例えば女の子がキャッチに出てそのままお客さんを引っ張ってきて捕まってしまうケースなどもあります

 

なのでお客様と一緒にはついてこないようにしましょうなどとルールを定めておくとそういったリスクが減りますので非常におすすめです



従業員名簿の用意

従業員名簿を必ず用意しましょう

従業員名簿は警察が立ち入った時に必ず提出する書類になります

警察の立ち入りというのは定期的に来るものです

 

特に何かをしたから来るというわけではなく定期的に書類の不備がないかチェックしに来ます

この時に書類に不備があると書類不備として警察から呼び出されますので注意しましょう

 

基本的には次気をつけますというだけで終わりますが回数を重ねると法令違反として処罰される可能性もあるので必ず用意しましょう

 

基本的に用意するものは3点です

・従業員名簿

・身分証のコピー

・本籍地入りの住民票

 

になります

この3枚のうち1枚でも不備があると警察から指摘されるので必ず用意するようにしましょう

 

特に本籍地入りの住民票に関しては女の子自身が取る必要があるので女の子によっては時間がかかる場合があります

 

だからと言って先に出勤させて住民票後回しにしてしまうと警察が来た時に書類不備として指摘を受けてしまうので、女の子に対しては住民票がないと出勤させてあげられないよときちんとした対応を取ることがおすすめです

 

従業員名簿は専用のファイルを作っておき、警察が来たらすぐに提出できるように用意しておきましょう



シフトを取っておく

入店が決まっている女の子がいる場合は事前にシフトを取っておきましょう

おすすめは最初の1日だけシフトを取ることです

 

最初から1週間や1ヶ月のシフトを取るケースがありますが、それだと退店率が上がってしまいます

社員として雇用された管理スタッフならまだしも、バイトとして採用された女の子であればそこまでやる気は高い子はいません

 

なので少しでも来やすくするためにまずは1日だけシフトを取りましょう

入店初日のみ最初の1~2時間はオリエンテーションの時間に当てましょう

 

またお店のオープン初日に出勤する女の子の場合も1~2時間事前に来てもらい女の子同士の紹介やスタッフの紹介をする時間を取りましょう



⑪オープン2週間前~当日までやること



オープン2週間前にやることは次の8項目です

監視カメラの導入

近隣店舗への挨拶

制服の用意

締め作業書類の用意

お客様に見せる料金表やドリンクメニューなどを作成

集客用公式LINEの開設

設備のチェック

レジの商品登録

 

オープン1週間前にやることは次の3項目です

キャストのシフト確認

ティッシュの配布

オープンクローズマニュアルの作成

 

オープン前日にやることは次の4項目です

レジ金の用意

出勤キャストへの連絡

テーブルセット

最終チェック

 

オープン当日にやることは次の3項目です

オープン当日の朝礼(来店予定の確認)

オープン当日のオリエンテーション

営業終了後に反省点を書き出し、対策を考える

 

オープン翌日以降にやることは次の1項目です

開業届や青色申告書などを出す




オープン2週間前にやること

 

監視カメラの導入

監視カメラを導入していきましょう、監視カメラは1つの店舗につき2台ぐらいがおすすめです

一番簡単な買い方はネットで監視カメラと調べクラウド型の監視カメラを契約するのがおすすめです

 

だいたい1台3万円月額3000円ほどで使うことができます

録画映像も1ヶ月ほど保管できます、さらに追加で払えば1年間保管することなどもできるので非常に便利です

 

監視カメラは自分がいない時間も店内状況を知ることができたり、不正が行われた可能性がある場合に後から確認できるので必ず用意しましょう

 

実際に女の子が他の女の子の財布からお金を取ったりなどしてそれがカメラに映っていたケースもあります



近隣店舗への挨拶

近隣店舗への挨拶をしておきましょう

挨拶をしないお店もありますが基本的にはしておいて特に問題はないかと思います

 

近隣店舗へ挨拶するメリットとしては、そこの店舗の従業員がお客様に無意識に認知活動してくれるようになったりします

 

「あそこにガールズバーがオープンするらしいよ」などと言う感じです

またLINE交換などしておくことによって、断ったお客様を流してもらえるようになったりもします

 

逆にこちらも断ってしまうお客様が出てくると思うので、お客様を流すことができれば非常に良好な関係づくりができます

 

たまにある例だと、シャンパンが足りなくなってしまった場合に仲の良い店舗があるとそこから借りることができたりします

 

挨拶して仲良くしておくだけでかなりメリットがあるので、他店とあまり関係を持ちたくない人でなければ挨拶に行くことをおすすめします

 

またオープン時の挨拶の場合は簡単でいいので挨拶用のお土産でお菓子などを持って行きましょう



制服の用意

お店で制服がある場合は制服の用意を始めましょう

ネットで買ったりということです

 

早めに済ませておかないとネットで見た時の制服のイメージと実際に来た時の制服のイメージが違う場合があります

 

特にオープン初期は何でも安めに済ませようと思うと思うのですが、制服に関しては安いのを買ってしまうと服自体が小さすぎたり薄すぎたりして実際に使うにも使えないといったことが起こります

 

なのでそういったことが起こると仮定して動きましょう

ちなみにそういった安い制服はラブホなどのコスプレ使うようなイメージがメインだったりするのでそういうことが起こります

 

実際にお店の制服として使おうと思った場合には少し値段を出さなければならないので理解しておきましょう



締め作業書類の用意

締め作業用の書類を用意しましょう

営業が終わった後に売り上げや経費女の子の日払い、その日の現金残金などを書くような紙です

 

例えば僕のお店の場合だと次の3つの書類を用意しています

 

・売上、経費、日払い、現金残金が書き込める表

・女の子の労働時間やポイントなどを書き込める表

・どのお客様が何時から何時まで来ていくら使ったのかを書き込める日計表

 

こういった書類はネットで調べればすぐに出てきたり、エクセルやスプレッドシートなので簡単にできるので用意しましょう




お客様に見せる料金表やドリンクメニューなどを作成

実際の営業で使う料金表やドリンクメニューなどを作成していきましょう

 

主な種類としては

・料金表

・ドリンクメニュー

・フードメニュー

・ボトルメニューなどになるかと思います

 

実際には申請用のメニューのデザインを改善したもので十分使えます

メニュー表のデザインはこだわればこだわるほど時間かかるのでまずはシンプルでOKです

 

店の雰囲気を壊さない程度のデザインで問題ありません

めんどくさかったらデザイン会社など探して依頼しましょう

 

ちなみに僕の場合だとGoogleスライドで作成しています

直感的な操作で難しくないですし、今後の変更の場合にもすぐできるようになるのでおすすめです

 

その後テーブルに置く必要があるのでネットでメニューブックを買いましょう

僕のお店は1冊600円ぐらいの透明で6枚入るメニューを使っています

もともと1冊2000円ほどする高級感のあるメニューブックを使っていたのですが切り替えました

 

意外と安っぽさはなく数字に対しても影響はないので雰囲気が崩れなければ安いもので問題ありません




集客用の公式LINEを開設しましょう

これはお客様に対しての公式LINEということです

例えばお店に来てもらった時に

 

“LINE追加してもらうと○○円割引”

などで使うような専用の公式ラインになります

 

これを登録してもらうことによって例えば

・イベントの告知

・可愛いキャストが入った場合の入店情報の告知

・タイムラインなどは出勤情報の告知

 

など多岐にわたって使えるので是非使いましょう

 

特に一番効果的なのが店舗展開をした時にお客様全体に対して周知ができたりなどすることが非常に便利です

 

お客様の連絡先を女の子だけが交換するような状態だとその女の子を辞めた時に連絡を取る手段がなくなってしまいます

 

お店でLINEを取っておくことによって何かあった時にもお店としてアプローチできるので基本的にはやることをおすすめします



設備のチェック

店のオープン準備にあたって事前に設備のチェックや掃除をしておきましょう

ろくにチェックもせずオープンしてしまうと

当日に設備のトラブルが起こりお客様にご迷惑をかけてしまうので必ず行いましょう

 

代表的なトラブルを起こす設備の例で言えば

・エアコン

・製氷機

・排水溝

・スピーカー

・インターネット

・wi-fi

・電話

・監視カメラ

・カードが切れない

 

などがあります

この辺りの設備は非常にトラブルを起こしやすいので、必ずチェックするようにしましょう



レジの商品登録

レジでアプリなど使う場合はセット料金やドリンクなどの商品登録を行いましょう

 

例えばうちの店の例で言うとエアレジというアプリを使っているのですが

そこのアプリにセット料金や延長料金、ドリンクなどを商品登録して使っています

 

アプリなどでテーブルを管理する場合は必ず商品登録が必要になってくるかと思いますので忘れずに行いましょう




オープン1週間前にやることは次の3項目です

キャストのシフト確認

ティッシュの配布

オープンクローズマニュアルの作成



キャストのシフト確認

事前にシフトが提出されたキャストに、シフト通りの出勤でいいか確認しましょう

これを行うことによって当日に出勤してこなくなる可能性が減ります

 

出勤してこないだけならまだしも

連絡すらつかなかったり最悪飛ぶ可能性もあるので、1週間前には一度連絡しましょう

 

ここで連絡が帰ってくる子は本当に出勤する確率が高い子と判断でき、連絡が来ない場合も派遣などで対応できます

 

連絡の仕方としては

「お疲れ様です!来週のシフト予定通りで大丈夫そうでしょうか?」

など普通にLINEすれば問題ありません



ティッシュの配布

オープンに向けて認知活動を行っていきましょう

認知活動の一番アナログな流れとしてはティッシュ配りなどを始めていくことです

 

初めてガールズバー開業する場合はまずはティッシュ配りは必ずやりましょう

 

大前提としてその土地のメインになるターゲットが全員知っているというところまで認知を取れるとベストです

もちろんそこまで行くのは大変ですが全員の認知をまず取るぐらいの気持ちで認知活動を行いましょう

 

来店しないお客様の理由としてはお店が魅力がないなどよりも、そもそもお店の存在を知らないといった方の方が多いです

 

そういった意味で認知活動は非常に大切になりますので必ずやりましょう



オープンクローズマニュアルの作成

オープンクローズマニュアルを作成しましょう

 

これはなぜかというとこれから新しい従業員や女の子がたくさん入ってくるからです

 

そのたびにオープンのやり方クローズ作業の仕方などを説明していてはキリがありません

 

・オープンはどんな流れで何をしてどのような基準で行うのか

・クローズ作業もどんな流れで何をしてどのような基準で行うのか

 

を明確にして紙に印刷したりGoogleドキュメントなどで共有したりしましょう

 

作り方としては

実際にトイレを掃除しているところなどを動画に撮って説明して、YouTubeに限定公開で上げるだけです

 

マニュアル作成と聞くと難しく考えるしまいがちですが、基本的には編集なども一切いりません

 

画像だと説明が大変になるので動画で撮ることをおすすめします

また受け取り手も動画で見ることの方が理解度が上がるのでお互いにとってメリットが大きいです



ちなみにうちのお店のオープンクローズ作業の例だと

・BGMの付け方

・看板の付け方

・照明の付け方

・鍵の開け方

・ビールサーバーの組み立て方

・テーブルセットのやり方

・お酒の整理の仕方

・トイレ掃除の仕方

・グラスの置き方

 

などをマニュアルにしています



オープン前日にやることは次の4項目です

レジ金の用意

出勤キャストへの連絡

テーブルセット

最終チェック



レジ金の用意

1日の営業に必要なレジ金を用意しましょう

お客様が現金で払った場合にお返しするお札や小銭などのお釣りということです

これを事前に用意していないと当日に両替がないなどでバタつく原因になります

両替は銀行の両替機や窓口で行っているので必ず両替しておきましょう

 

用意する現金の額は最悪盗まれても良い金額にしましょう

ちなみうちのお店だと1店舗あたり5万円のレジ金を用意しています



出勤予定のキャストへの前日連絡

出勤予定のキャストへは前日に連絡をしておきましょう

連絡をしておかないと当日になって忘れていたと言われたり、仮病を使われてキャストが足りなくなり最悪オープン日をずらす必要が出てくるためです

前日確認をすることで少しでもそういったことを防ぎスムーズなオープンにつながるので必ず行いましょう

 

連絡の仕方としては女の子に

「明日予定通り〇〇時で大丈夫?」

などと一言LINEを入れればOkです



テーブルセット

テーブルセットをしましょう

 

テーブルセットは

・メニュー

・灰皿

・コースター

・おしぼり

 

などをテーブルにセットしておきましょう

当日お客様が席に座るので実際に自分も席に座ってみてどのような感じになるのかをイメージしておきましょう

 

最終チェック

お客様が入ってから帰るまでの流れや、

女の子が出勤してから帰るまでの流れを改めて実際にシミュレーションしてみましょう

 

できればお客様や女の子の役をしてくれる人がいれば非常に良いです

 

この最終チェックの段階ではただイメージするだけではなく、実際にお会計までやりカードなども正常に切れるかをチェックしておきましょう

 

実際に100円でもいいので売上をつけカードを切って締め作業してみたり、

日払いを渡してみたり、当日の現金残金の計算をしてみたり、

などなるべく営業の本番に近いような形でシミュレーションできると非常に良いです

 

営業初日は慣れない為、必ず至るところでつまずくと思うのでこのシミュレーションがどれだけ精度高くできているのかが非常に大切です

 

チェックしすぎるぐらいでちょうどいいです

当日にお客様や女の子にどうやったら最大限楽しんでもらえるかをじっくり考えシミュレーションしましょう



オープン当日にやることは次の3項目です

朝礼(来店予定の確認)

オリエンテーション

営業終了後に改善点を書き出し、対策を考える



オープン当日の朝礼(来店予定の確認)

オープン当日は実際の営業時間の3時間から4時間前には集合しましょう

当日にいざ営業するとなった場合、足りないものが必ず出てきます

そのための時間を確保するということです

また従業員同士の情報を共有したり、お客様の来店予定がある場合はそれを共有したり、

注意事項を共有したりする時間に使います

 

女の子も早めに出勤してくると思うので、軽くコミュニケーションを取ったり、営業前になるべく人間関係を築いておくことが大切です

 

当日はお花などが届く可能性もあったり、予想外にやらなければならないことが出てきたりするので余裕を持って時間を迎えましょう



オープン当日のオリエンテーション

営業1時間前か2時間前ほどになると女の子が出勤してくるかと思います

女の子が出勤してきたらオリエンテーションをスタートしましょう

 

オリエンテーションとは、まず人の紹介から始まり

・どのような流れで仕事が進んでいくのか

・お客様が入ってから帰れまでの流れはどのようなものか

・女の子が出勤してから退店するまで流れはどのようなものになるのか

 

などの情報を共有していきます

 

当日、自分のお客様を呼ぶ女の子もいます

その場合も

・何時に来るのか

・何人で来るのか

・どんな関係性なのか

 

などの情報を共有しておきましょう

 

ここで大切なことは人間関係を強めておくということです

 

例えばスタッフの趣味嗜好を共有したり、女の子の趣味嗜好を共有したりなど

人間味を感じられるものを共有することで親しみが生まれ、トラブルが起こった時もスムーズに対応できるようになります

他にも、なぜこのお店に応募をくれたのかなどの背景を知ったりなどです

 

オープン当日の最優先事項はトラブルを起こさないということです

お客様と女の子に満足して頂くためには最低限トラブルが無いことが大前提になります

 

トラブルを起こさないためには適切な人間関係が不可欠です。

オリエンテーションはせっかく初日ですから楽しい雰囲気でコミニュケーションを取れるようにしましょう

 

女の子はみんなバイトの気分で来ています、社員とは立場が違うので雰囲気を大切にしながら進めていきましょう



営業終了後に反省点を書き出し、対策を考える

営業が終わったらその日の反省点を書き出しましょう

 

・お客様への対応はどうだったか?

・女の子への対応はどうだったか?

 

など、ここは良かったなという点と微妙だったなという点をそれぞれ10個ほどあげてみましょう

あとはそれを日々改善していくだけです。

一つ一つコツコツやっていきましょう



オープン翌日以降にやることは次の1項目です

開業届や青色申告書などを出す

 

開業届や青色申告書などを出す

オープンが落ち着いたら開業届や青色申告書などの書類を出すようにしましょう

これは後々の税務の処理で必要になります

全部の処理は人によって個人差があるので、できれば税理士に一度無料相談でもいいのでしながら進めましょう



まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は「ガールズバー開業完全攻略」と称し、ステップ別にわかりやすくまとめました

 

ぜひうまく活用して頂き、お役に立てれば幸いです。



ガールズバー経営専門家山本




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