シフト調整を行う際、付け回しの際など自分の好みで女の子を選んでいませんか?
あの子が使いやすいから、この子は使いづらいからなど何の根拠もない判断をしてしまっていませんか?
実は非常によくあることなんです。
そしてそれは仕方のないこととも言えます。
なぜならきちんと「数値化」されていないからです。
この問題は”給与対比”という指標を使うことでほぼ解決することができます。
この記事ではガールズバーを経営するうえで非常に大切な指標
「給与対比」
にフォーカスを当て、様々なケースを用いてご説明しようと思います。
1.給与対比の意味と計算式
まず、給与対比とはなにかということですが
簡単に言えば自分の給料分が自分で売り上げられているかどうかということを表す指標になります。
先に給与対比の計算方法をのせておきます。
「給与対比=給与÷小計売上×100」
※小計売上というのはTAXと指名料を抜いた金額になります。
例えば
自分の給料が100万円で、自分の売上が100万円だと給与対比は100%になります。
自分の給料が100万円で、自分の売上が50万円だと給与対比は200%になります。
自分の給料が100万円で、自分の売上が200万円だと給与対比は50%になります。
では給料が100万円で、自分の売上が300万円だと給与対比は何%になるでしょうか?
答えは33%です。
要は低ければ低いほど良いというのがこの給与対比という指標なんです。
100%以下の子を黒字キャスト
100%以上の子を赤字キャスト
とも呼びますね。
お店側としてはこの黒字キャストの子をいかに多く育成できるかが安定した経営のカギになるわけです。
そして、日々の基本的な判断はこの給与対比を基準に考えます。
キャストの売上の計算方法ですが、 キャストの売上の定義は
キャスト自身が呼んだお客様
を売上とカウントします。
要は、キャスト自身が自分で自分の給料以上売上を作れているかどうかということです。
なので、フリーのお客様はキャスト個人の売上にはカウントしません。
あくまでキャスト自身が連絡を取るなどしてお客様を呼び、指名が入ったお客様をキャストの売上としてカウントします。
仮に
- セット3000円
- 指名(推しメンやリクエストなどと名前は店によって違います)1000円
- ドリンク1000円
- TAX10%
のお店があったとします。
お客様が1時間指名で入って、ドリンクを一杯出したらお会計は5500円
(セット3000+指名1000+ドリンク1000)×TAX10%=5500円
になります。
この時のキャストの売上は4000円です。
キャストの売上を出す際はTAXと指名料を抜いて計算します。
なのでカウントはセット料金とドリンク分の4000円になります。
- TAX込みの金額→総計
- TAX抜きの金額→小計
- 小計から指名料を抜いた金額→キャストの売上
となります。
付け回しと給与対比
付け回しの際にも給与対比が大きく関係してきます。
代表的な例としては、
お客様がご来店された際に一番はじめにつけるキャストは給与対比が一番低い子など。
お客様とのタイプや、その他の兼ね合いもあるでしょうが、
基本的な考えとしては給与対比が一番低い子を最優先で席につけなければなりません。
給与対比が低くても指名客が一人しかいないなど一本釣りのキャストはよくありません。
安定した出勤や指名数があり給与対比が低い子が望ましいです。
なぜならそのキャストが一番リピートしてくれる確率が高いからです。
一番リピートしやすいキャストを一番最初につける。
基本的なことですが、できていないお店も多々あるのが現状です。
付け回しの優先順位なども様々ありますのでそれはまた別記事でご説明しますね。
シフト調整と給与対比
シフト調整と給与対比の関係ですが
基本的に給与対比が100%を切っているキャストはシフト調整をかけてはいけません。
100%を切っているということは
出勤すればその子個人単位で必ず利益が出る
ということです。
そんな子をシフト調整で削るなど言語道断です。
むしろそういう子に対しては信頼関係をより深めていき
出勤数を上げる努力
をしなければなりません。
それで増えたシフトの分に関してはその他の給与対比100%以上の赤字キャストを削っていき、
最終的なキャストランクの水準をあげていくことが大切です。
普段のコミュニケーションと給与対比
給与対比は普段のコミュニケーションにも影響してきます。
簡単にいえば、
赤字キャストより黒字キャストとのコミュニケーションに時間を割く。
ということですね。
どんな人間も同じ24時間しかありません。
本当は全てのキャストとまんべんなくコミュニケーションをとりたい所ですが
そうもいかないのが実際のところで、区別する必要があり、またここが実力の見せ所でもあります。
あからさまにコミュニケーションの量に違いを見せるのは素人で、うまくバランスをとりながら話すのがプロです。
そして、基本的には黒字キャストの話が一段落したあたりで赤字キャストとの話にうつっていきます。
大体がお客様の話になるので必然的に客数が多い黒字キャストとの話のほうがどうしても長くなります。
考え方としては赤字キャストを戦力化するのも大切なのですが
どのビジネスでも8対2の法則というものがあり、
上位2割が下位の8割を補っている
という法則です。
ガールズバーでは2割の黒字キャストが8割の赤字キャストを補っている状態なので必然的に黒字キャストを優先せざるをえないということです。
また、実は黒字キャストのほうが赤字キャストよりレベルの高い悩みをもっていることが多く
やはり優先するべきは黒字キャストになります。
そして赤字キャストは余った時間を使って戦力化することになりますが
赤字キャストは赤字キャストで非常に大切だということを忘れないで下さい。
教え方やコミュニケーションの取り方次第では現状の黒字キャストの成績を越すことも大いにありますし、
そもそも赤字キャストの戦力化なくしてキャスト全体の水準をあげることは不可能です。
また、赤字キャストがいなければ黒字キャストが呼んだお客様のヘルプをできる子もいなくなってしまいます。
ガールズバーではフリーのお客様もかなりの割合で入ってきますからその対応もできなくなってしまうということです。
赤字キャストがいてくれるからこそ黒字キャストがいることを忘れてはいけません。
まとめ
給与対比とは、様々な場面での判断に必要な非常に重要な指標であり
ガールズバー経営においては必須の数値です。
まだ給与対比を出していない店舗はすぐにでも実践するべきです。
給与対比を出すと日々の判断も簡略化するばかりか、
給与対比の意味を知ったキャストのモチベーションもあがります。
店全体の最適化をするのに非常に簡単に出せる指標なのでぜひ実践してみて下さい。
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