ガールズバー経営をしていると必ずぶつかる壁があります。
それは
良いキャストが思うように集まらない
ということです。
お金を掛ければ募集はたくさん来ますが、店側が求めている女の子が来ることは稀です。
10件応募が来て1件くればかなり良いほうではないでしょうか。
そしてそんな1件でも有料求人媒体での応募はやる気が無い子が多いので、入店に繋がることはけっして多くないのです。
そうなると、実は有料求人媒体だけでキャストを集めようとすると中々苦労するわけです。
入店しない原因
入店しない原因は主に2つです。
- 最初から入る気が無い(体入荒らし)
- 思っていたのと違った(ギャップがあった)
のどちらかしかありません。
1の最初から入る気が無い子に関してお店側ができることはありません。諦めましょう。
問題は2の
「思っていたのと違った(ギャップがあった)」
という層の応募に対してです。
この思っていたのと違ったとはどういうことでしょうか。
- 思ったより駅から遠かった
- 思ったより時給が低かった
- 思ったより仲が悪かった
- 思ったより客層が悪かった
あげればきりがありませんが、この思っていたのと違ったという感情が入店に繋がらない主な原因です。
このギャップを埋める作業が良いキャストを集める為に必要なのです。
人は何か行動する際に必ず勝手な期待をします。
例えば、最近新しくできたレストランに行ったとしましょう。
ゆっくり食べれそうで料理もおいしそうなので入ったとします。
ところが入ってみると、店内は家族連れなどの声でずいぶん騒がしく、奥からは怒鳴り声が聞こえ、料理は少しアレンジしてあるのか自分好みの味ではなかったとします。
その店に2度目は行くでしょうか?
行きませんよね絶対に。
なぜか?
思っていたのと違った(ギャップを感じた)からです。
顧客は勝手に期待して、勝手に裏切られて、勝手に来なくなるのです。
困ったものですが、それが人間です。
そして、この原因はギャップを埋められていないお店に責任があります。
もし仮に、入店前に下記の事前情報が得られていたらどうだったでしょうか?
- 店内は家族連れが多く多少うるさくなる場合もあります。
- シェフが大変料理にこだわりをもっており、弟子に叱っている場面に遭遇する場合もありますがお客様に最高の味を提供したいと考えての行動ですので何卒ご理解下さい。
- 料理は一般的な味付けと少し異なっており、全体的な香りづけにゆずを使っております。ゆずが苦手な方は入店をお控え下さい。
これを見る機会があれば、まず行く行かないの判断ができます。
仮に納得して行くと判断した場合、最初に書いたようなギャップは発生するでしょうか?
何も知らなかった状態よりギャップが埋まっている気がしませんでしょうか?
そしてこの状態で来店に繋がれば、良い印象を持つお客様も増える気がしませんでしょうか?
実は、どんなお店も顧客の期待を超えることさえできればリピートに繋がるのです。
その為に正確な事前情報が極めて重要なのです。
これがギャップを埋めるという作業です。
キャストの求人でも全く同じことが起こります。
ようは、最初から分かっていればいいけど、行ってからわかるのは嫌ということです。
ではこれを解決するにはどうしたらいいのか、それがタイトルにもある
「ブログを書く」
ということなのです。
安心感=ギャップを埋めるということ
有料求人媒体で応募してくる女の子はお店のことをほぼ知りません。
それは媒体の文字数に制限があり、全てが書かれていないからです。
わかるのは時給や、アクセス、待遇など表面的な部分だけです。
その状態で体験入店に来たらどうでしょう。
事前情報をほぼ知らないからこそ、実際の体験入店で起こる細かい一つ一つのギャップに女の子は拒否反応を示してしまうのです。
これが有料求人媒体で入店に繋がらない本当の原因です。
有料求人媒体からの応募でも適切な事前情報を女の子に与えることができれば、良いキャストは思ってる以上にすんなりと入ってくれます。
女の子がガールズバーで働こうと思ったときには
「地域名 ガールズバー バイト」
などで検索をしてきます。
そうなると有料求人媒体がたくさん出てきます。
これはどこも似たりよったりの内容で、女の子からしたら正直違いがわからないです。
女の子から見て違いがわかるのは時給、アクセス、待遇だけです。
そうなると自然と時給が良くて、アクセスが良くて、待遇が良い店に応募が集中します。
違いがそこしかないからです。
ポイントは女の子は違いがわからないということです。
仕方なく時給、アクセス、待遇で比べて応募してるのです。
実は、それ以外の差別化のポイントをブログできちんと伝えられれば、時給などで負けていても女の子は応募してくるのです。
例えば、駅から徒歩1分のA店と、徒歩5分のB店があったとして、そこだけの条件を見たら女の子は確実にA店に応募します。
わざわざ遠い店にする子はいないからです。
しかし、実はA店は給料のごまかしがあるお店で、B店は給料を間違いなくきちんと払うお店というのを何かの拍子に女の子が知ったとしたらB店に応募が行くと思いませんか?
ここにブログが食い込むチャンスがあります。
時給や待遇には必ず限界があります。
ブログを書くことによってその他のお金がかからない部分で勝負できるということです。
女の子の応募のポイントは「安心感」です。
「安心感」というのは何かというと「ギャップが埋まっている状態」ということです。
このギャップが埋まっている状態をつくることで、時給が低くても良い女の子を簡単に採用できます。
人件費のコストが下がればお客様やキャストに還元できるので、さらに好循環の店ができます。
なので、適切な事前情報を応募を考えている女の子に与えるのは非常に重要なのです。
ギャップを埋める事前情報
この適切な事前情報とは何かということですが
それはお店の全ての情報ということになります。
例えば
- 駅からお店へのアクセスの動画
- 道順説明
- 面接時の服装
- 面接の流れ
- 入店後の流れ
- 料金や客層
など、全てがギャップを埋める要素になります。
なので店の情報を端からブログに正直に書いて書いて書きまくることが、最高のキャストを入店させる一番効果的な方法になります。
ブログは最初はアメーバブログから始めるのがオススメです。
ただアメーバブログはたまに記事を削除されるので、しばらくたったらワードプレスに移行しましょう。
ちなみにこのサイトもワードプレスで作っています。
ワードプレスはホームページでもなんでも作れるので、最終的には必ず使うべきです。(維持費は月1000円ぐらいです。)
ちなみにサーバーはエックスサーバーです。
ブログを書くのがめんどくさいという方
スカウトなり、知人なり、お金をかけることを頑張りましょう。
けれど、それではお金を掛けなくなったとき、求人活動をやめたときに一緒に女の子も減ってしまいます。
ほったらかしでも良い女の子が集まる仕組みづくりをすることが大切です。
ブログを書くことによって得られる利益というのは計り知れません。
ブログは手間こそかかりますが、お金はかかりませんし、失敗したからと言って何かあるわけではありません。
ぜひ苦手意識を振り払ってチャレンジして頂ければと思います。
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